シス子 さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

「それまち」と「これすご」は百歩譲ったら似てるポコ・・・おめーらも参考にするポコ

原作は未読で視聴です

シャフトらしい独特な背景デザインとカメラワーク
ちょっと変わった
なんだか
おたふくみたいな顔のキャラデザイン

推理やら
ＳＦやら
幽霊現象やら

ジャンル的にはコメディらしいのですが（ｗｉｋｉ参照）
日常的なものからシュールなお話まで
内容がとても多彩です

そして
推理などの

お話自体も面白いのですが

私が
面白いと思ったのは
登場人物の感情の描写がとても凝っていること

推理などで
各キャラの思考が
独特な雰囲気を出しています

特に印象的だったのは
９話目の
「べちこ焼」のお話

古道具屋「アンティーク亀井堂」の女主人の
「しずか」さんが
謎のお菓子
べちこ焼きの出所を探すというものですが

シャフトらしい
独特の映像の効果もあってか
「べちこ焼き」に対する
しずかさんの執念が
とてもよく伝わってきました

たかが
お菓子でそこまで突き詰めるんかい？
って思うくらい

推理力と観察力を働かせているのが
手に取るようにわかります

この「べちこ焼き」のお話
「オチ」にも驚かされましたが
これは
観てのお楽しみです


ちょっと
余談ですが
私も
「べちこ焼き」に興味を持ち
ググってしまいました

もちろん
出てくるのは
「それ町」関連ばかりでしたが・・・


お話は
主人公の女の子「ほとり」ちゃんと
ほとりちゃんのおばあちゃんが経営している
めいど喫茶「シーサイド」のエピソードが中心になっていますが

前述のように
他の登場人物の目線でのお話も
所々で盛り込まれていて
いろいろな見方で
楽しませてくれる作品です


最後に

お話のつなぎの部分で入る
ほとりちゃんちで飼われている
犬の「ジョセフィーヌ」くんの
「つぶやき」が
と～っても
気になりました

{netabare}「牛乳にはソースカツ丼ポコ」{/netabare}
{netabare}「くしゃみはその人の本質をあらわすポコ」{/netabare}
{netabare}「ダンゴ虫は食べられるポコ、でも、まずいポコ」{/netabare}
{netabare}「５０円玉が２枚入ってると気持ち悪いポコ」{/netabare}
{netabare}「カップメンは調理時間マイナス４５秒が一番うまいポコ」{/netabare}
{netabare}「うらがあるからおもてなしポコ」{/netabare}
{netabare}「ラブレターとプレデターって似てるポコ」{/netabare}
{netabare}「緒形拳と大型犬って似てるポコ」{/netabare}
などなど

ちょっと書きすぎた＾＾

いろいろツッコミを入れたくなるつぶやきばかりですが
ジョセフィーヌくん
カワイイからゆるしちゃお＾＾


とにかく
支離滅裂な感想文になるくらい
独特な内容の作品でした＾＾