めにあーっく☆ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
命の重さ大切さ尊さ
まず血を吸われて貧血になって死んで行く人間と
人間の血を吸って生き永らえる吸血鬼のお話です
その吸血鬼は「屍鬼」と呼ばれ
{netabare}一度死んだ人間の限られた一部の蘇りなのです{/netabare}
はじめはただ単に屍鬼が死ねばいいのにって
ずっとイライラして観てました
だって自分の死が怖くて人を殺めるくらいなら
自分が死ねば早い話なんですから
それでも生前愛した人と再び過ごしたい
生きている側も死んだ人とまた会いたい
{netabare}あくまで屍鬼から人間へ洗脳という設定でしたが{/netabare}
やっぱり人は理性にかなわない部分があるのでしょうか
自分に問いかけてしまいます
観る人が人間側、屍鬼側の目線で考えさせられる
悲しい互いの心理描写に見応えがありました
1000ページにも及ぶ原作小説は聞いただけで怖気づきます…
あと後半のOPが軽い感じになってなんか残念
はじめの気味悪いOPの方が作画と味が出てた気がします
実は深夜に観ててちょうど地震が来たので
もう本気で怖かったです…
グロいけど観て損はない内容なので是非オススメしたいです!