景禎 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1期に比べゆったり丁寧に描かれている
超能力バトルものです。東京の西地区にある架空の都市「学園都市」が舞台になります。とある魔術の禁書目録(インデックス)の外伝という位置づけなので、登場人物は禁書目録とかぶっています。
2期なので、1期を見たほうがより楽しめるのは当然ですが、必須ではないでしょう。どちらかというと、最初のお話(2話ぐらいから始まって6話現在も継続中)は、禁書目録(インデックス)の1期の10話~14話に関係するお話なので、こちらを見ておくことを強くお勧めします。ある物語的事実を2つの視点から見ることができ、より深いところが見えたりします。
時間軸的には、禁書目録で描かれている時系列より若干過去の出来事になると思います。
作品の雰囲気は、すでに放映済みの禁書目録と超電磁砲とほぼ同じトーンです。若干、背景などの作画が、細かく美しくなっているように思います。
2期は1期に比べてお話の進み具合が若干遅いような気がします。このへんは好みで分かれるところとは思いますが、2期のほうがゆったりしている分、細かい描写が丁寧になっていて、自分的には好みですね。
{netabare}
ミサカ妹のお話は禁書1期と同じお話を見方を変えているわけですが、禁書のときはサラっと流されていたところも、細かく描かれているように思います。たとえば、ミサカ妹の人間的な描写や、ミサカ(姉)の妹達への感情が十分時間をかけてあらわされています。
5話から6話にかけては、絵的にかなりエグいシーンがありますが、前後の描き方が丁寧であるため、それほど気にならずに見れます。(個人差もあるでしょうが・・・)
このお話には、最終的には上条さんが登場してくるはずですが、自然と期待値が高まりますね。
{/netabare}
OP曲は1期の流れです。曲調が似ています。5話のEDはフルオケの生演奏でエンドロールが流れ、まるで映画のよう。音楽、超かっこええ。贅沢。