plm さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
信じる明日とsister`s noiseを捜し続ける
私的分類【異能バトルSF、闘争、空想、シリアス】
友情&バトル・能力モノ定番作品がやってきました!
映像としてもダイナミックなアクションが映え、キャラクターも良いので外れなし!
懐かしい面々は相変わらず、特に品質の変わらない黒子。
そして佐天さんのインナーマッスルがなによりの笑いどころでした。
\サテンさんスゴイ!/
時系列が禁書に追いついたのか、上条さんの側の裏で起きていた出来事編~
5話 とてつもない悲しみに襲われた・・妹達ちゃん・・
6話 {netabare} 全盛期のアクセラレータが再び観れるのは嬉しいな。
でもアクセラレータって思ってたより悪いヤツだったんだなぁ・・すっかりそんな感覚が抜け落ちていた。
クローンは果たして実験用モルモットと同レベルなのか、その辺りは重いテーマながら気になる話だ。
しかし超電磁砲のいい所は、こういう精神的窮地に至ったときに友人がしっかり励ましてくれるところ。
中学生の御坂さんには荷が重い話だけど、気遣い励ましてくれる仲間がいることが心強いし救われる。
そういうパートの挟み方が実に上手いです。いいアニメだなー {/netabare}
11話~ 禁書はじまた {netabare} 主人公乗っ取り発生!
でも基本的に御坂さん視点の掘り下げがされてるので、禁書でみたはずのシーンがまた変わって見える。
これでもかというほど絶望に叩き込まれた御坂さんと、それでも抗い続ける姿は重みがあった。
一人で背負い込むには大きすぎるのに、周りを巻き込まず助けを求めまいとする姿勢はなんとも健気。
物語で何かを抱え込む奴って自己陶酔的に描かれることも多いけど、
御坂さんの場合はこれから成すこととリスクを天秤に掛けた上で覚悟を決めているので説得力がある。
ほんとにお姉様~って言いたくなるくらい、決めたことはやり通すとこが頼りになるー {/netabare}
------------------------------視聴終了後感想------------------------------
ラスト1話残念すぎて、何を楽しみに観てたんだっけとわからなくなるレベルになった。
振り返ってみると禁書の焼き直しなシスターズ編としょうもないアニオリばかり思い出される。
良い回もあったはずなんだが・・、ある種ハルヒの2期のような見所の薄さ。外れありだった。
■何が気に入らないか
{netabare} ・とりあえず悪いやつ敵にしときゃいいやー
・困ってる子を助ける展開にしときゃいいやー
・友情シーンいれときゃいいやー
・キャラ全部活躍の機会つくっときゃいいやー
・ここでOP流しときゃいいやー
この何から何までの投げやり感 いや懸命に作ってるのかもしれないよ!
でもやられるためだけの悪役だして、活躍の場つくりました、いつも通り倒しましたって
あまりにチープすぎる内容で、既存のものに縋りすぎ!というのが率直な感想。
まぁ変わらない良さがあれば良いって人も多いのかもしれないけど、敵がほんと小物すぎて唖然とする。
ようはアニオリ6話も連続でやったら、超電磁砲の外面しか残ってない殻みたいなものになっちゃうよ
ということだと思う。やはり禁書シリーズは原作の良さが保たれてこそなのではないか……。
単に能力行使して全員集合しておりゃー!っていうのは、もしかして劇場版のノリなのか。
並行して作ったせいで混ざっちゃったんじゃないかという説。
総じて1期で感じたような良さをあまり感じられなかった気がする。
明るさはシリアスに、友情や掛け合いはテンプレにすり替わり、数話完結のメリハリの良さは失われ、
4人を中心とした話ではなく、御坂一人で抱え込んだり色んなキャラをだしすぎて雑多になったり、
アニオリではチームプレイを強調していたものの、各キャラの見せ場を無理やり用意した感しかない。
作画や音楽はとても良かったのだが、コレジャナイ……コレジャナイよ! {/netabare}