にゃんにゃ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
謎はあっても、意味不明では無い
この作品はわからない事だらけ。だからと言ってそれがつまらない理由になるとは思わない。意味不明で話についていけないなんてことも無いと思う。
基本的なことは観ているうちに説明されていくし、明らかにならないところは謎のままでいいと思う。逆に謎がこの作品に深みを出しているのだと思う。
予備知識など無くても十分楽しめるアニメ。観終わった後、どうしても気になるなら解説本でもネットでも好きなように調べればいい。
以下、ネタばれぎみwww
観るの?
「こんな時どうすればいいか分からないの」
「観ればいいと思うよ」
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白き月より産まれしアダムとシト。
黒き月より産まれしリリスとヒト。
ヒトは知恵の実を食べ、自我に目覚めATフィールドに包まれる。
そのヒトが目指すもの。それはシトの守る、生命の実。
贖罪の為か、それとも神になるのか。目的は違えど求めるものを同じくするゼーレとゲンドウは歩みを共にし、使徒と戦う。
その先にあるのは、
すべてが1つになった安らぎの世界か、それとも苦しくも他者と生き続ける現実か。
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一番好きな19話のストーリーをば…
新劇場版「破」のメインディッシュの元になった回だが、
こっちの方がはるかにかっこよく、面白い。
「あいつはトウジを殺そうとしたんだ…僕の手で」
シンジはかつてない強い意思を持ってネルフを去る。
父親に裏切られたという一心で。
そんな中、非情にも使途がネルフ本部に襲い掛かる。
しんじのいない状況で2人のパイロットはそれぞれの思いを抱え、最強の使徒に立ち向かう。
「私が死んでも変わりはいるもの」
「もう二度と負けらんないのよ!この私は」
2人がかりで歯の立たない使徒に対し、ゲンドウはダミープラグでの初号機出撃を命じる。
が、ユイはゲンドウの意思を拒絶する。
ここに乗るべきは、ダミープラグではないと。
「僕はもうエヴァにはのらないって決めたんだ」
避難先で2人の戦いを傍観していたシンジに加持さんはこう諭す。
「…自分で考え、自分で決めろ。自分が今、何をすべきなのか」
加持さんの言葉に目を覚まし、ネルフ本部に駆けつけたしんじに、ゲンドウは冷たい言葉を浴びせる。
「なぜここにいる?」
今のシンジに「逃げちゃだめだ」なんて陳腐な発想は消えうせていた。
シンジは初めて自分の意思でエヴァに乗ろうとする。
「僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!!」
圧倒的な力で使途をものともしないシンジに無情にも活動限界が迫りくる。
初号機、沈黙。
「今動かなきゃ、今やらなきゃ…」
そんなシンジの気持ちにに、ユイの心が反応する。
かつてないシンクロ。
エヴァンゲリオン初号機、覚醒。
「すべてはこれからだ」
ゲンドウのシナリオ通りに進む補完計画とは裏腹に、
3人の子供の心は壊れ始める。
書いてるだけでわくわくしてきた♪
ついで…
社会現象ってよく言うけど、あくまでもオタクレベルでの話。当時はそんなすごいアニメって言う印象もなかった。世間での認知度は「名前は知ってるけど…」程度。
今で言うとけいおんクラスだと思う。
今現在ここまで認知度が高いのはあくまでもパチンコ・パチスロのおかげ。
それだけは理解しておくべきだと思う。