TY さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
エロスは禁止!!
このアニメは学園ラブコメです。
しかし、最近はニャル子さん、アザゼルさん、ささみさんとか
『さん』付けのタイトル多いすね?
かといって『さん』付けしないとしっくりこないのも事実w
っと、まずはOPが底抜けに明るくて可愛らしい感じだった。
曲のコーラスに合わせてキャラが振りを付けるパターン嫌いじゃないかも♪
EDは川嶋あいさんの作詞、作曲で歌は千菅春香さんによるバラードで正統派の泣けちゃう曲だ。
さて、この作品のヒロイン琴浦 春香は人の心が読める超能力を持った女の子。
人の心が勝手に流れ込んでくるというのは厄介なことで、時には自分ばかりか他人も傷つけてしまうこともある。
{netabare}
まだ無自覚な幼い頃からこの能力を持った事で友達も家族も失ってしまった彼女は、高校生になる頃にはすっかり心を閉ざし、他人との接触を極端に避けるようになってしまった。
っと言う感じでOPはダミーで背筋の凍る鬱スタートで幕を開ける
この物語だが、転校を繰り返した果ての翠ヶ丘高校で運命の人、
エロスの貴公子w真鍋くんやESP研究会の面々には受け入れられて
徐々に心を開いていく琴浦さん。
{/netabare}
いきなりの鬱スタートにはけっこう面食らったけど、インパクトは
大で最後まで見ねばという気にさせられてしまった。
実際、アニメとは違って自分には無い超能力を持った人間が側にいたらきっと怖いんだろうし、理解することは難しいと思う。
特に人に心の声を聞かれてしまうなんて一番嫌なことだし、想像しただけでゾッとするかも。。。
逆にもしも自分にそんな力が有ったら周囲に恐れられ、疎まれ、
やがて孤独にならざるを得ないんだろうなと。
そんな感じで互いの立場で心情が描かれているのでやりとりに
リアル感があっておもしろかった。
ただ、序盤の鬱展開からその後は、単調な日常の描写が多くて
ラストの山場まではちょっと拍子抜けしちゃったし、ラストもちょっと駆け足感があって良アニメだけに勿体無かったかな〜と。
作画は今時の凝ったものに比べると物足りないけどキャラの雰囲気には合ってて気にならないし、ちょっとさぶい感じのギャグやコテコテのエロスも慣れると楽しくなってくる。
最大の見所は感動シーンで、仲間や家族の琴浦さんへの思いが流れ込んできた時の描写だと思う。
愛情とか友情とかこんなにダイレクトに流れ込んできたら、そりゃ
琴浦さんもブワァ〜となります。
そして琴浦さんはエロス真鍋じゃなくてもw守ってあげたくなる
ホントいい子だし、こんないい子なら心を読まれても平気かもって思えた♪
やましいこと以外はw
真鍋恐るべし。。。