にゃん^^ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「おとぎばなしみたいだってわらわれるかもしれません そんな不思議なことあるわけないって でも これはたしかにわたしの母のものがたりです 母が好きになった人はおおかみ男でした。
おはなしは
狼男の人と恋をして
狼こどもの雨と雪の2人を1人でそだてた
お母さんのおはなし
花とか山とかしぜんがとてもきれいな映画だった
{netabare}恋をしたりとか
お父さんが死んじゃったところとか{/netabare}
大きな事件もあったけど大げさに泣いたりしないで
くるしいときも
かなしいときも
お母さんはいつもがんばってる
お母さんはいつもわらってる
え~ん!って泣くより
ぐすん。。ぐすん。。って泣いちゃう
でもかなしいだけじゃなくって感動しちゃう
そんなおはなしだった
{netabare}
雨と雪が走りまわってるところのほかずっと
とってもしずかにおはなしがながれてって
でもおかあさんとみんなの気もち
とってもつたわってきたの。。
お母さんのおはなしだけど
花さんのおはなしじゃなかったって思う
だってお母さんのおかあさんとかのおはなしって
ぜんぜん出てこなかった。。
お母さんは1人で働いて大学に行ってて
雨や雪とくらしてたときも
家ぞくから手紙とかこなかったし
あそびにいったこともなかったから
お母さんってきっとずっと家ぞくがいなくって
ずっと1人でがんばって生きてたのかも。。
だから家ぞくのほかは
コンビニもカラオケもいらなかったし
お父さんといっしょにくらしはじめてすぐ
学生なのに子どもをうんだのも
家ぞくがほしかったのかも。。
だから
雨と雪のお父さんが死んだとき
もう2人の家ぞくがいたから
もしかして
そんなにかなしくなかったのかなって。。
さいごのほうで雨が出ていったとき
自分のこととか考えなくって
雨を助けたいって。。
でも
山だったら雨のほうがずっと大人なのにね
きっと雨のこと心配だったんだよね。。
まだ子どもだって思ってた雨に助けられたり
雪が出て行ったとき
お母さんは
自分の子どものころのこと思いだしたのかも。。
お母さんってたぶん
小さいころから
自分だけでがんばって生きてきた大人になったから
小さくっても大人になれるって。。思ったのかも
山の中の家で1人でくらしてても
雪はときどきかえってくるし
雨は山から大きな声で
ぼくは元気だよー!って教えてくれる
だから1人でいても
わらえるんだよね^^
にゃんも
お母さんにいつもわらっててほしいし
にゃんがお母さんになったら
子どもたちの前で
いつもわらってられたらなぁって思った
{/netabare}
「おおかみこどもの雨と雪」って
おかあさんがわらってるのに
なみだが出ちゃうおはなしだった。。