プラ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最後まで見飽きない面白さ
寮則で禁止されているペットの連れ込みを行い一般寮から追い出された空太は、問題児の巣窟と噂される「さくら荘」へ入寮する。捨て猫の飼い主を見つけてすぐにでも出て行くつもりだった空太のもとに、ましろという女の子がやってくる。彼女はパンツを穿くことすらままならない、世話係が必要なほど手間のかかる女の子だが、実は天才画家。ましろの他にも、もはや核弾頭とあだ名をつけてもいいレベルに活発で自由気ままで開放的な上井草先輩・夜は女と遊び倒している仁さん・会話は自ら開発したAIのメールを通じて行う龍之介・声優を目指す頑張り屋さんで頑固な青山、と才能と個性にあふれるメンツがそろう。
才能や目標がない空太は、彼らに触発されて”ゲーム制作”を目指すも、力量のなさや周りの才能に圧倒されたり、どうしようもない理不尽の壁にぶちあたって挫折を繰り返す。それでも、さくら荘で仲間と過ごした楽しい思い出を胸にふんばりながら一歩一歩歩き続ける。
最後のさくら荘の取り壊しの件~上井草先輩の答辞は非常にスペクタクルだった。見ててとても面白かったし、最後は彼らを思わず応援してしまっていた。
空太・ましろ・青山の間の恋愛関係がはっきりしなかったのが少々気になる。というのも、仁と美咲の恋愛はしっかりと描かれていたので、余計にそう思ったのかも。
OP・ED映像の手抜き感は否めなかったけど、作画よし声優よしだったので気持ちよく見ることができた。