風来坊 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アリかナシかは人それぞれ
「作品」の特色というのはそれこそ多種多様で数え切れないほど
沢山のものがある。しかし、この作品においては「擬態語(擬音語)」・
「説明ゼリフ(ナレーション)」・「オーバーリアクション」
という点に
集約されるのではないだろうか。
一般的にアニメが動く絵と音声によって表現されるものであるとしたら
本作で用いられる「バーン」などの擬態語及び「URYYYYYY」などの
擬音語(笑)は敢えて文字で表現することでより印象を強くしており、
特色となっているといえる。
また、通常は表現によって何が起きているか表すことが映像技術であると
するならば敢えてそこを長々としたセリフやナレーションで
表現している点も
特色といえるだろう。
そしてなんといっても嘘くさいまでのオーバーリアクション。いちいち何をするのにも
リアクションが大きい。はっきり言ってそのリアクションの大きさは
ギャグアニメではないかと思うほどである。
このように逆玉による特色を数多く打ち出す本作品。その評価の分かれ目は
漫画原作のリスペクトによるのではないだろうか。原作における鬼才を
評価している人ならばこれもアリかなと思えるだろうし、原作をリスペクト
していない若しくは知らないという人には駄作と映るように思う。
まぁ、正直に申しますと原作大好きで最後までワクワクしながら観ちゃったけど
人に薦められるほど面白くなかったというのが私の感想です(笑)