みっと さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 1.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ゲームが長過ぎた
-元ネタについて-
他の方のレビューを読んでいたら、サマーウォーズは
この監督の作った『ぼくらのウォーゲーム』って作品の
焼き直しだってことは分かった。
元ネタのほうが面白いのか?と作品に手を出そうとするも、
30過ぎている僕にはさすがにデジモンは今からではキツいと思った。
タイトルからして『ウォーゲーム』って映画があるなって検索したら、、、あった。
(これが元ネタだとしているサイトもいくつか存在している)
TUTAYAになかったからamazon(中古)で買った。
1983年に公開された映画で、内容としては米ソが冷戦状態の頃が舞台で、
アメリカが核ミサイルの発射をAIが制御するシステムを導入したが、
ハッキング好きな高校生(主人公)の不正アクセスしたコンピュータが
なんとそのAIを搭載するコンピュータだった。
しかし、主人公はゲーム会社にハッキングしたつもりでいて
AIに対して全面核戦争のゲームを開始してしまった。(この辺が謎、観てて良く分からなかった)
その結果、AIがソ連との全面核戦争をシミレート(暴走)してしまうことになるといったもの。
コンピュータによって、あらゆるものが自動化されていくという社会への警鐘と取れるような内容で
このサマーウォーズは、そうした部分を物語に取り込んだのではないかと思った。
-お話について-
感動物を期待していたんだけど、なんだかとても半端な展開だったという印象。
結局、バトル演出で気を引きたかったとしか思えない。
栄が電話で、必死に訴えているシーンには
心が動かされる話になっていくのかと期待するも、志半ばで死んでしまった。
栄を殺して、次のバトル演出をメインに
もっていきたかったという魂胆が見えてしまった気がした。
-バトル演出について-
仮想化世界のシーンは作画はとてもキレイだし、演出も良かったと思う。
ただ、若干しつこいなと感じてしまった。
個人的には佳主馬が負けた段階でゲームじゃない手を考えて欲しかった。
花札のところでちょっとウンザリしてしまった。