りんご さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
説明乙。な自己満作品
けれどこれがこの作品の特徴であり、売りなのでしょう。
私はあまり好きではないけれど。
理屈やら不合理やらつじつまがどうとかしつこく言っていましたが、
それこそ思いついた設定のつじつま合わせを語っただけな印象です。
名言っぽいこと、いいことを言っていたような気もするけれど、
既存の物語の引用をしすぎると、本作自体のセリフが霞みます。
世界観に合わないギャグも微妙でした。
主役の二人が主役らしくなかったというか……やはり終盤に活躍してこその主要人物でしょう。
キャラ的にもあんなに卑屈っぽくて可愛くない人たちは好ましくないです。
ぽっと出のぱっとしないキャラ羽村はもっとどうにかならなかったのだろうか。
最終話の微妙な仮面と左門のキャラの崩壊っぷりは笑うしかありませんでした。
悪役に徹すれば格好良かっただろうに。
愛花のキャラ、扱い的に彼女の立ち位置は容易に予想が出来ましたし、
葉風は今の今まで「はかせ」だと思ってた。
なんか女の子らしくない変な名前だなーと思ってましたが「はかぜ」だったのね。笑
いや、残念ながら「はかせ」としか聞き取れませんでした。
エンドロール観ないのが悪いんですけど。
とりあえず作者がシェイクスピア大好きなのはわかった。
「終わりよければすべてよし」にしたかったのでしょうけれど、
個人的にはそんなに印象に残る作品ではありませんでした。