たま。 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
惜しいっ!後、一歩。
踊る大捜査線の監督として知られる本広克行が監督。
ストーリー原案は虚淵玄。
シビュラシステムにより統治された国でのお話。シュビラシステムは、そのシステムで、その人が幸せに生きるための方法を導いてくれたり、犯罪者、犯罪予備軍を捕まえたりするシステム。
一見、ドラマのケイゾクを彷彿させるような展開。
その後も盛り上がり、16~17話くらいまでは、手に汗握る展開で面白いのだが、最後の展開がいただけない。填島があっさり逃げるのも、おかしければ、填島の最後の手が、食料攻めというのも。その前に狙ったシビュラシステムの崩壊よりもかなりランクダウンしてるし、填島らしくない。填島は、哲学者としての悪なら、やはり、社会システムそのものを攻撃してくれた方が、面白かったのだが、あれではやけっぱちの攻撃である。それなら、捕まって、填島の置き土産があった方が面白かったかも。
後一歩のところで名作にはなれず。非常に惜しかった。
ただ、SF、警察ものがお好きな方にはおススメです。