Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『けいおん!』の監督・スタッフが手掛けた「うさぎ山商店街」で巻き起こるちょっと不思議な物語・・・^^
本作品は、京都アニメーション制作の完全オリジナル作品です。タイトルにも書きましたが、『けいおん!』の監督・スタッフが手掛けた作品という事もあり、視聴するのが楽しみでした^^
とある街の「うさぎ山商店街」・・・主人公の北白川 たまこちゃんは、この商店街の餅屋『たまや』の娘さんです。
そして、道を挟んで『たまや』の向かい側には、『たまや』と同業者で犬猿の仲にある『大路屋』もとい『RICECAKE oh! ZEE』があり、幼馴染の大路 もち蔵が住んでいて・・・他にも温かさを感じる事のできるキャラがたくさん登場します。
そんな平穏な商店街に、ある日「会話の出来る鳥」・・・デラ・モチマッヅィがやってきて・・・商店街の賑やかさが増していくのです。
主人公のたまこちゃんですが、明るく優しい性格の持ち主で生まれ育った商店街にとても愛着を持っているのですが、商店街に対する純粋な思いが見ていてとても気持ち良いものでした。
きっと、自分の家が自営業でこのような商店街にあったとしたら・・・たまこちゃんほどの愛着が持てたかどうか、私には自信がありません・・・^^;
たまこちゃんの友達・・・いつも親身になって考えてくれている部活やクラスメイトの存在も大きいです。
なので、高校生が自分の身丈に合った範囲で「何か商店街のために・・・」と思って出来る事を、見せて貰えたように思いました。
そして、この作品の持っているちょっと不思議で、人間味溢れる話を見ていると、一昔前の人付き合いを思い出しました^^;
昔、近所の大人は自分の子供と分け隔てなく接してくれたように思います・・・その分、たくさん怒られもしましたが、それも今では良い思い出です・・・^^
あれから、世の中の仕組みも大分変わりましたが、昔の良き時代・・・昔懐かしい雰囲気を感じさせて貰えたように思います。
1クール12話の作品なので、あっという間に終わってしまいましたが、個人的には良い作品だったと思いました♪