「ひろ。」 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
機会があればぜひぜひ1度見てほしいアニメ(追記あり)
初代ガンダムの後で、なおかつ大きな衝撃を受けた作品といえばコレですね。
アニメの中で歌手が誕生し、リアルでもレコードがリリースされる。もう、たまりませんでした。最初の頃はそんなミンメイの存在感・魅力につられて見ていたのですが、見ていくうちに作品のテーマの大きさ、また主人公キャラの不甲斐ないんだけどどこか身近で親しみがあって共感できる動向にどんどん魅了されていきました。
作画なんて概念はまったくなかった当時の自分ですが、そんな自分がみても明らかに作画の違いが話数によって顕著ですw。でもでも、そんなあたりが「ああ、人間が限られた時間の中で仕事として作品を作っていってるんだな」っていうことを学ぶことができ、社会で生きる・仕事ってなんだろう?ってあたりまで現実のものとして認識・意識させられるようになった作品です。
製作時期としては今から考えると非常に古いですが、最近アニメを見始めた方々には、機会があればぜひぜひ1度見てほしいアニメであることは間違いないですね。主人公、作品ともに超お気に入りの作品です^^。
----------(以下、2013/4/11追記)--------------------------
現在(2013.4)また改めて見返していますが、ストーリー・コンセプトがしっかりしており古臭さ等は全く感じさせません。
昔に作られた作品であるがゆえか、非常にまじめに作られてる話だと思います。でも堅苦しさとかは全くなく、随所に遊び心もたくさん入っています。色々な新しい取り組みや、若手のスタッフさんもたくさん参加されていたようです。
タイトルから考えると”ロボットもの”と考えてしまいがちですが、キーワードは「人間ドラマ」「三角関係」「芸能界」「文化」「宇宙」あたりでしょうか。日常の描写のみの回もありますし、ラブコメ的な要素もかなり強いです。
今見返しても、美樹本晴彦さんのキャラクターデザインが最高ですね!。どうしてあんなに素晴らしいイラストを何枚も何枚も描けるのでしょうか? 正直天才の方だと思います(努力の天才という意味も込みで)。
ああ、レビュー書いてたら画集がすごくほしくてたまらなくなってきました。当時のマクロスのキャラクターメインのイラスト集とかってどこか売ってないかな?。
毎回のエンディングって、リアルな写真アルバムをめくるだけのEDなんですが、そこにはいってる写真がイラスト+背景実写ですごく素敵なんです。レコードのジャケット絵も破壊力が凄まじいです。
詳しくは知りませんが最初2クール予定だった今作は、ファンからの要望?で3クールになったそうですね。たしかにいったん終結した話が、その後も続いていく話になり一部では蛇足的みたいな意見もあったようですが(まちがってたらごめんなさい)、自分にとってはあの伸びた話があったからこそ、よりこの作品を好きになりました。
どういう結末になるかは、未見の方はぜひぜひ確かめてみてほしいです!!。
----------(以下、2013/4/18追記)--------------------------
うーん、最近見直してるんですが、スラスラ見ちゃえて困ってますw(今25話)。
作品としては30年前!?、かもしれませんが、
物語としては現実の今から考えても、近未来?とも言えるお話ですので
前に何回も見てるはずなのに、懲りずにワクワクしてみてしまいます><。
1話1話に、いろんな意味があり、捨て回まったく無しですね。
(スケジュール困難?での総集編回2回は除く)
よく取り上げられる作画のバラつきについてですが、
ちょくちょく訪れる「作画のいい回」を基準に”脳内補正”すれば全く問題ありませんw。
むしろあからさまに作画の乱れてる回は”ネタ”くらい思って楽しむのが吉です。
今のデジタル作画(詳しく知りません)と違って当時のセル画??においては
許される範囲じゃないでしょうか?。
脳の想像力を養うという理由づけで、まったく問題なく楽しめます。