退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
(マンガの)第一話が衝撃的
※別冊マガジン連載中マンガ原作。購読中。
※このコメントはアニメ放送前に書いてます。
●冒頭の概要(ざっくり)
人類を捕食しようとする巨人が存在する世界で、死におびえる人々の絶望や、そんな世界に抗う兵士たちの戦いを描いたストーリー。
●物語の初期設定
巨人:知能はないと考えられ、人類を捕食するという事以外、行動原理は謎。存在理由やどのように誕生したかなども一切謎(話が進むと徐々に明かされていく)。
人類:過去の戦いにおいて「三層の壁の環(城壁)」を築くことに成功し、その壁層内に生活圏をなんとか確保する。巨大な壁がどのように作られたかは有史上では記録が残っておらず不明(話が進むと徐々に明かされていく)。
身分の高い者から内層に住め、平民は外層での生活を強いられている。
エレン(主人公)は最外層の村に生まれる。
●世界観
・個人的には中世ヨーロッパに近いイメージ。
・平民が作物(税)を王に収めるいわゆる王政。
・国土の狭さから慢性的な食糧不足を抱える。
・治安維持の観点から壁外に関する興味を持つことを禁じている(兵士を除く)。
壁外の事がわかる書物などは所有禁止。
・民の身分(職)は主に士農工商があり、その他貴族や宗教も存在する。ちなみにエレン父は医者。
※とりわけ士(兵士)には王の警護および王政を支える憲兵、最外層での壁外監視および壁内の治安維持などを担う駐屯兵、外壁を越えて巨人の生態調査や生活圏の奪還を目的とする調査兵がある。限られた世界ではあるが城壁を築いて100年平和が続いたため、巨人の脅威を忘れた憲兵団、駐屯兵団、その他民衆は自ら死地に出向くような調査兵団を食糧や税金の無駄と馬鹿にする者が多い。
●冒頭
エレンの幼少時、長く続いた平和が遂に破られ、最外壁に穴を穿たれる。
最外層に住んでいた彼らの前に巨人が現れ、住民は内地へと避難するが大半が間に合わず、大量の犠牲を出す。何とか生き残ることができたエレンは兵士に志願することを決意する。
●個人的見解
この作品は設定・世界観は完全にフィクションですが、その中で描かれている心理描写はかなりリアルだと思います。原作第一話を読んだ時点で死の描写の生々しさや、抗えない死への絶望感などがひしひしと伝わってきてかなり衝撃を受けました。
一話試し読みして虜になってしまい、以来全巻集めてます。アニメ放送が待ち遠しいです。PVはかなりクオリティが高かったので期待してます。
物語冒頭の巨人襲撃時、エレン/ミカサ(同居人:ヒロイン)/エレン母/ハンネス(兵士)のやり取りで母はあることを決断しますが、その裏にある葛藤からぽつりとつぶやく一言が私の心を抉りました。これ以上はネタバレするんで気になったらアニメみて下さい。一話だけでも是非。
ただし、アニメ化でどこまで再現されるかはわかりませんが、グロい表現が苦手な方は少し覚悟した方が良いかもしれません。ただ死の表現が生々しいからこそ、死に直面した登場人物のリアルな心理描写が見所でもあります。
あと第一話で良いと思っても五、六話辺りで好みが分かれるかもしれません。その辺りで「あ、そういう話になるの?」と私がそう感じたので。それでも見続けて欲しいと思います。たぶんそう感じても期待は裏切らないと思います。
~原作の過去タイトル~
「このマンガがすごい!オトコ編(2011)」1位
「全国書店員が選んだおすすめコミック(2011)」1位
「第4回マンガ大賞(2011)」第7位
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<放送開始後 追記>
序盤はいろんな事が謎に包まれていますが、その謎が明かされるたびに衝撃を受けると思います。
この謎が物語の魅力の一つでもあるので、これから視聴される方はネタバレ被害には
十分に注意してください。(ニコニコ動画のコメント表示など)
あと今更ですが、先日このページTOPのあらすじがアニメの七、八話くらいまでを
解説していたような気がします。。。今は修正されているようですが。
wikipediaもネタバレ要因なので気をつけて下さいね。
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