三崎鳴 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1期>>>2期
神聖ブリタニア帝国に支配され「エリア11」と呼ばれた日本は、反ブリタニア勢力「黒の騎士団」主導による独立戦争を起こすが、「黒の騎士団」の指導者ゼロの失踪により大敗を喫してしまう。「ブラックリベリオン」と名づけられた戦争は黒の騎士団幹部の捕縛、日本への更なる圧政、そしてゼロの処刑を招く結果となった。その1年後、学生としての日々を過ごす少年ルルーシュ・ランペルージは黒の騎士団残党の襲撃に巻き込まれ、少女C.C.(シーツー)との邂逅により、自分がゼロであることを思い出す。記憶を取り戻したルルーシュはゼロとして復活しブリタニアを倒すため再び反旗を翻す。
1期に引き続き読めない展開と緊張感,圧迫感と勢いは変わらない。心理描写や動機付けにおいて登場人物の行動の矛盾が所々あるが虚構の世界の上でそこに突っ込むのは無粋というものか。1期の内容に対する続編としては申し分ない出来だが1期はかなり高い評価を受けているのに対しこちらはかなり賛否が分かれている様子。個人的にはこちらの方が話が掘り下げられていたため好みだが賛否が分かれるような内容であるのも確か。名作とは言い切れないが良作であることに間違いは無い。又,1期とこちらをあわせ一つの作品として評価するなら数多のアニメが混在するこの業界の中ではかなり上位の部類に入る出来ではないか。