三崎鳴 さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
高品質な音楽と作画に対する薄く低俗な中身
「CLANNAD」や「AIR」でお馴染みのゲームメーカー「Key」のオリジナルアニメ作品。略称は「AB」、キャッチコピーは「--神への復讐。その最前線」。又、平成22年度(第14回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/長編(劇場公開、テレビアニメ、OVA)の審査委員会推薦作品に選ばれている。内容について、個人的には十話位がピーク。人によっては三話がピークと話す者も。なんといっても「最終回での主人公の掌返しっぷりが潔いくらいに酷い。あとメインキャラクター以外のキャラの扱いが粗末。それにCパートの後味が悪すぎる。」それ以外は特に問題とされている点はない。作品内のバンド「GirlsDeadMonsters」の楽曲は評価が高く、又OP/ED曲も良曲。あらすじは以下の通り(wikipediaより引用)。
森に囲まれた丘陵地にある天上学園は生徒総数2000名を越える全寮制の学校。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。
現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラ(NPC)の生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、「消滅」(成仏)し、転生する。
しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、元々が死後の世界であり「死ぬ」ことのないこの世界で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。
生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。
世界観はよく構成されておりストーリーは良くも悪くもKey作品らしい流れ。最終回の批判は多いものの作品の出来自体は悪くなく、人によってはかなり感動する。