アレックス・ディノ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ガンダムらしきないのがなーー
【あらすじ】
時は宇宙世紀0079、後に一年戦争(ジオン独立戦争)と呼ばれる戦争の物語。
激化する戦争の中、ジオン公国軍第603技術試験部隊は後の量産化のために試作兵器の実戦テストを行っていた。
しかし、本部隊に配備される試作機は数回のテストの後開発打ち切りとなり、後の軍事マニア・評論家からは「珍兵器」と呼ばれる代物であった。
【作品解説】
元々は松戸にある「バンダイミュージアム」で上映されていたもので、後にDVD化されたフル3DCGの作品で、1期のタイトルが「一年戦争秘録」、2期のタイトルが「黙示録 0079」となっている。続編に連邦軍視点から描いた「MS IGLOO 2 重力戦線」がある。
映像作品としては初めてジオン公国軍視点から描かれており、1話ごとに主役機と主人公が変わるがストーリー自体はすべて繋がっている。
内容は一貫してテスト部隊である第603技術試験部隊に配備される試作兵器の実戦テストというもので、テスト結果と引き換えに主人公が死ぬという結末を迎えている。
スタッフによると、作品のコンセプトは「成功しないプロジェクトX」とのこと。言い得て妙である。
また、ジオン視点ということもあってか連邦軍兵士がガラの悪いチンピラにしか見えず(顔が見えない連邦軍兵士にキャラ付けをするためらしい)批判も出ている。
余談だがMSIGLOOという題名にもかかわらず本作に登場するMSはヅダとカスペン専用高機動型ゲルググくらい、一番MSに近いヒルドルブは「モビルタンク」と呼ばれている。
EXVS.に登場するのは第2話に登場する「ヒルドルブ」と第3話に登場する「ヅダ」である、流石に第1話登場の「ヨルムンガンド」はMSでもなければMAでもない超巨大ビーム砲であるため、参戦は確実に無い。
また、本作に参戦しているのは1期登場組なのでカスペン専用高機動型ゲルググなど2期組の追加参戦(MSと呼べるのはカスペン専用ゲルググくらいだが…)も期待されるが、PS3版には「ビグ・ラング」と「オッゴ」がCPU機体として参戦した。
感想
元々このアニメはヅダとヒルドルブしかまともに知らないがガンダム系1機もいないんだよなーーヅダは有名だよね!!残りのヅダである2番機、予備機は、それぞれモニク、ワシヤの乗機となり、終戦まで無事に戦い抜いた。この事からも、ヅダは基本性能自体はザクに引けを取らない優秀な機体であった事が推測できるし!!まあ話は少なかったが印象に残るガンダムであったな!!