h02dvvd さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
無難に面白い
【萌え】★★★★☆ 【シリアス】★★★☆☆
【ヒューマンドラマ】★★★★☆ 【アカデミック】☆☆☆☆☆
【ギャグ】★★☆☆☆ 【演出】★☆☆☆☆
結論から言うと、普通に面白かったです。あまり期待していなかったのですが。誠に申し訳ない。
Q.
どんなアニメなんですかぁ~?
A.
電撃を操る超能力を持つエリートJC「御坂美琴」とその友人たちの日々を描いた物語。日常:バトル=5:5くらい。禁書に比べてあんまりバトルないですよ。話の展開もしっかりしてますし、伏線は(良くも悪くも)わかりやすく張られているので気楽に楽しめますね。とっても安定感があります。
Q.
先に「とある魔術の禁書目録」観ておいたほうがいい?
A.
一応超電磁砲の方が後発の作品ということで、観るに越したことはないのですが……。正直禁書はオススメしにくい。観なくても雰囲気で話分かるかと思います。
Q.
どういう人にオススメ?
A.
コテコテの王道です。かわいい女の子ばっか出てきます。いえ、むしろ女の子しかいないと言っても過言ではありません。それでもいいよ~という方はぜひ観ましょう。
以下は個人的な雑感。
・黒子がすごいというお話
黒子というキャラクターには舌を巻きました。なんだあれは。黒子がいなかったら私は確実に飽きていたでしょう。断言出来ます。
黒子は「変態の皮を被ったインテリ」だと、いまのところ思っています。(あとで別の解釈が思い浮かぶかもしれません。悩み中。)黒子のギャグが面白い、というのもまああるのだろうと思いますが、どうもそれだけとは思えない。そもそも黒子のギャグは「同じ展開の繰り返し」というギャグとしては基本の部類に含まれていて、面白いことには面白いのですがギャグとして高度かと言われると特別そういうわけではなさそう。
傍から見ている限りでは、黒子は主要キャラ四人の中で一番あたまが良さそう。特に二十三話の{netabare}初春に謝るシーン。「えっ、私も?」って表情しつつ謝っちゃうあたり、あれ絶対妥協入ってると思うんですよ。周りに比べて精神年齢高いよなー。{/netabare}「頭が良い」かつ「変態」という二面性をうまい具合に両立させることに関して大成功していると思います。シリアスとギャグの振れ幅が大きいからあんなにキャラが立つのか、それとも取り巻きの性格がステレオタイプすぎる反動なのか、うーん……。ということで、まだあんまりよく分かっていません。謎キャラ。
とりあえず、黒子役の声優さんはすごいですね。久々に声優の本気を観た気がします。