hilfe1802 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
全体的に不気味というか神秘的というかそんな話
有名な小説が原作だそうですが原作には全く触れず見ました。
話は今より未来の話で人類の中に呪力という超能力(ESPではなくPKらしいです。)に目覚めるものが出てかなり年月が経ってからの話です。
歴史を追う説明シーンがありますがかなり酷い描写となっています。
全体的に明るいシーンが少ないので雰囲気としても陰気で笑うところはないと思います。
壮大な設定や後からわかってくる事実、人間以外のデザインなど見所はあると思います。
ただ原作を読んでないのでわかりませんがこの作品が最後に何を言わんとしてこういった世界を描き、表現したのかがあまりピンときません。
思いつくのは人間という種や社会そのものの危うさなのか、獣に対してはどこまでも残虐になれるということについてなのか命は散りやすいということか
{netabare}古い人類は淘汰されるということか{/netabare}
なんだか重たいテーマがありそうで分からなかった歯痒さが残りました。
テーマは人間の未来をSFの視点から見つめ直すだそうです。
個人的にやっぱりピンときません笑