退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
名前のない怪物
面白かったです。
シビュラシステムによって、犯罪係数を計り、起こりうる事件を可能性の段階で消すことができるそんな世界。それは、事件性ばかりではなく、個々人の将来性をも見積もり、最大限の幸せを予見してくれるものでもある、という感じでしょうか。
蛇足ですが、シビュラシステムはともかくあれだけ便利な世界は実現する日が来るのでしょうかね、特に食糧問題なんて人の手を介さない自給というのを、大衆が認める日が来るとは思えません。イブの時間でも同じような問題を広告していましたが。
さて、問題はやっぱりシュビラシステムの正体、正当性に移行していきました。次作があるとしたら、きっと違うでしょうが、今回はシュビラシステムを遵守する側でした。反対の体制でも、物語ひとつ出来そうですよね。
シビュラシステムについて、僕が考えたことを...なんてものはどうでもよいと思うので、単純にアニメとしての感想を続けていきたいと思います。
物語は、引き込まれる要素かなりあったと思います。よっぽどシリアスが嫌い、明るいものしか興味がない、という方以外楽しめると思います。またまた、蛇足で一つの与太を、銃を向けて犯罪係数によって銃が変わり執行しますよね、槙島くんは免罪体質だったので、それが不可能ということでしたが、銃が変化して一瞬で向きを変えて、槙島くんを打つということはできないんですかね。近くに、執行官がいるとき、もしくは自分が潜在犯であるときに、その方法だったら打てるんじゃないかなーってかなりくだらないことを考えてしました^^
ストーリーもよかったんですが、常守ちゃんがよかったですね。最初は、どうかと思いましたが見ていくうちに、なんだか犬みたいでかわいいなーって思いました。それに、言葉にしようとすると難しいんですが、いい感じに有能で、いい感じに自分の意思をもっているという、なんか適当ですが非常に気に入りました。常に前進しようとする姿勢が、良かったです。
話が進まなさそうですけど、犯罪係数高い割に、執行官はけっこう常識人ばかりな気も若干しました。もっと思考の根本が異質な人が出るとばかり。まあ、執行官に選ばれるというのは、そういうことも含まれてるんでしょうね。
以上、ぐだぐだですが読んでいただき有難うございました。