HIKIKOMORI さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
はい。
火垂るの墓は確か私が小学生の頃に観ました。
3度くらい観ているのでいつ見たかは定かではありません。
でも、私はこの物語を観て沢山泣きました。
なんだろう。悲しいけど、頑張っているお兄ちゃんに対しての涙でもあって。
悲しい戦争の真実が明白に描かれている感じでした。
人間は余裕がないときにどの様な行動をとるのか。
普段優しい人間は戦争という悲しい出来事の中どの様に他人に接するのか。
自分が助かればそれで良いという人間もいれば、誰かを必死に守っている人もいる。
そんな事が悲しい事実とともに描かれていました。
戦争は本当に悲しさしか残らないものです。
大嫌いです。
今、日本で戦争はないかもしれません。
でも他の国では今もまだ傷つけあっている。
正直言って、私は基本的に人間を好んでいません。
でも戦争で死んでいく人間に対して、よくわからないけどとても悲しい気持ちになります。
死んでいく子の親や、死んでいく親の子供たち。
悲しみしか残らない戦争。
誰が後から特するのだろうという感じです。
喜ぶ人間もいるのでしょうけど、もしその人間に心の底から大切な人ができて、その人間が誰かによって殺された時にやっと気づくのかと思うと、可哀想です。
人間を憎んでしまうことはしょうがないかもしれませんが、絶対に殺す等考えてはいけないと思います。
このアニメを観て、泣くのが恥ずかしいので、部屋にいってこっそり泣いた思い出があります。
せっちゃんのドロップをコンビニで買って食べた事もあります。
それほどこのアニメが好きだと思います。
でも、泣いちゃうからもう観ない。かもしれない。