「フルーツバスケット [スタジオディーン版](TVアニメ動画)」

総合得点
82.7
感想・評価
884
棚に入れた
4972
ランキング
355
★★★★☆ 3.9 (884)
物語
4.1
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
4.1

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Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロインの「ひたむきさ」が光る作品でした^^;

この物語の主人公は、女子高校生の本田 透(ほんだ とおる)・・・彼女は、育ててくれた母親を交通事故で亡くしテント生活を送っていたところ、同級生の草摩 由希(そうま ゆき)に出会い・・・彼の家に居候することになったところから物語が始まります。

ところが、居候を初めて早々、透は代々草摩家に続いている哀しい呪いの秘密を知ってしまうのです。
この呪いは、草摩家の人間を「普通の人間ではない」事で精神的に苦しめてきたものでした・・・
この秘密を共有しつつ、心に傷を負った草摩家の人たちと透の居候生活の中から、それぞれを見つめ直していく・・・そんな感じのお話です^^

原作は、2001年に第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。23巻までの果計売上部数が1800万部を突破。「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブックにも認定されている作品なのだそうです(wikiより)

人気のある作品だけあって、物語にグイグイ引き込むパワーを持っています。
その原動力は、透のキャラそのものだと思います。お人好しで素直な頑張り屋さん・・・そして、どんな些細な事でも喜びに変えられて、一番欲しい言葉を一番欲しいタイミングでかけることができるのですが、その彼女の根底にある「ひたむきさ」がとても心地良いです。

この作品では、物語のあちこちで彼女の「ひたむきさ」に触れる事ができるのですが、真っ直ぐ相手を見ているからでしょうか・・・思い悩む相手にかける言葉は、とても温かく感動できるものでした^^;

そんな彼女の周りには、草摩家の人たちが集まってきます・・・みんな心に傷を持っているのですが、自分に向き合って乗り越えるキッカケが欲しかったのかもしれません。
言葉の持つ意味の大きさを改めて知る事ができました^^

この作品は2クールの作品なのですが、時間を忘れてしまう位、物語に入り込めた作品でした。
アニメの方は区切りがつきましたが、原作はその続きもあるようです・・・2001年の作品なので流石に続編の制作は期待できないかもしれませんです^^;
一昔前の作品である事を感じさせないほど、良作だと思いました・・・お気に入りの棚にいれるかどうか、しばらく考えたいと思います^^;

投稿 : 2013/03/20
閲覧 : 379
サンキュー:

36

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