みかんとラッパ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
”個”のあり方を追求したアニメ
世界設定をもとに
物語が進行していくのか
(コード●アスみたく)と思いきや
後半で大きく舵を切って意外な展開に。
その物語展開の善し悪しについてではなく
この作品で注目すべき点は
物語で前半部と後半部を通して描かれた
”個”のあり方ではないでしょうか
ヴォイド王子こと主人公の桜満集(おうま しゅう)
が手に入れた能力、
それは人の個性、能力をヴォイドとして
実体化し武器として扱えるものだった
という設定から
「Fラン」という言葉が生まれるに至りますが・・・
笑
個人、個性、個々、・・・
”個”が集まれば対立が生まれ争いが生まれる。
そうした”個”をヴォイドという目に見える
形で表現することで
”個”⇔集団という対立構造
ひいては話題の”いじめ”
そういったものの姿が垣間見えるような気がします。
どこかの掲示板のコメだったか
「自分の命に価値がないと思ってる奴に見て欲しい」
そんなアニメだと思います。
音楽は絶賛!!進撃中の
澤野さん(`・ω・´)
個人的に進撃よりいい音かと思います
(若干、医龍の余韻!?)