plm さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
壮大なプロローグ
ファンタジーベースで中二系な設定だが、序盤はじっくりと主要キャラクターの生い立ちからはじまり、
中盤には軍事・政治的策謀にも踏み込んでいき、シリアス面も強いストーリー。
終盤になるにつれ、さながらコードギアスみたいな葛藤&怒涛の展開が繰り広げられる。
しかしそんなこんなで、2クール・24話もあるが"これから・・!"といったところで終わってしまう。
これはまだ壮大な幕開けに過ぎないといえる。不完全燃焼なので2期があればまた評価も変わりそうだ。
この作品の面白いところといえば、"魔法"は国単位の独自技術で、詠唱方法にそれぞれ特色があること。
そのため魔法を使えば、どの国出身なのかすぐさまわかってしまう。
作中何度も登場する"求めるは雷鳴>>>・稲光(イヅチ)!!"ってのはなかなか耳に残る。
個人的に最も注目したのは18話「呪われた瞳」という回。
作画もいつもと雰囲気が違い、動く動く。そしてライナにとっても大きな分岐点だった。