退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
バトルものとしては、なかなかの出来
全10話と1クール作品としてはちょっと短めのボリュームです。
舞台は箱庭と呼ばれる異世界に、地球の住人である高校生ぐらいの少年少女が転送され、コミュニティーと呼ばれる組織同士のギフトゲームというバトルに巻き込まれるというもの。
転送された少年少女たちは、生きていた時代も違い、またそれぞれに特殊能力を持つというキャラ設定。
まず目を引くのはOPの演出がPV風みたいになっていて、歌詞がカッコよく配置されてるんですね。
もちろん曲自体もテンポの良いものです。
「Black or white 歌 野水いおり」
さらに劇中歌、EDは佐土原かおりが歌う曲もOPに負けず劣らず良い出来でした。
アニメ全体の感想としては、
転送されてきた主人公の一人「逆廻十六夜」のキャラがちょっと万能すぎて強すぎるきらいがありますが、バランスを崩すほどではなかったかと思いますね。
バトルシーンでは、
バトル開始前にホスト側または対戦者間でルールを取り決め勝敗条件を確認の後にスタートとなります。
ルールの中には条件を満たさないと絶対に攻略・勝利できなかったり、対戦者の名前から素性を割り出し、どのような特殊能力を持っているかを見抜いたりと
駆け引きと洞察力を使ったバトルの流れが個人的に好きでした。
ストーリーが進むと登場する「白夜叉」と「逆廻十六夜」の二人が「黒ウサギ」をイジるシーンはなかなかに笑えました。
やはり、1クール10話だけではストーリーをある程度区切りの良いところまでは持って行けてないので、消化不良感は拭えません。
逆に2期に繋げていくのであれば仕方がないですけどね。