るぅるぅ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
苦手だったり好きだったり
私は良くも悪くも音楽アニメ苦手なんですよね;
良い点は、ほぼ感動系につながりやすく一貫性のテーマ(音楽)を中心に幅を広げやすい。
悪い点は、ストーリ内容が薄く音楽が逃げ道として使われるからですね; 音楽を用いた純粋な作品が少ない、私自身があまり触れていない偏見もあったりごめんなさい。
この作品は、音楽とふれ合うことで夢と希望を与える切欠になり、一人一人にスポットをあてることで忘れない青春になる彼女彼等の良き想い出ですね。
キャラに感情移入より共感できることが多く、細かく作りこまれている作画、そして合唱の素晴らしさが伝わる演出は絶妙です。EDへのくだりが巧く各話つい観てしまいました。
{netabare}
和奏の母親まひるが病状を旦那に隠す意図は、とても母親の愛情が伝わり泣けちゃいましたね・・・「和奏と悲しい別れの歌を作りたく無い、いつも笑っていて欲しいから・・」
紗羽の父親が反対しつつ本当は心配して、受験学校に抗議電話しているシーンですね、ホント嫌になっちゃいますね親って、なんだろうね。 気づくと泣いている私がいたとしか言えない気分です。{/netabare}
{netabare}
最後の理事長により白祭中止で校長・教頭が、まひるとの想い出を呼び起こされ心を動かされる部分は、和奏と仲間達の想いがあったからこそ叶う場面は、恥ずかしくも良い括りで良かったです。 {/netabare}
少し心に潤いが足らない時に観て欲しいです。
この音楽があなたの心を奏でてくれると良いですね。