Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
宿命を受け入れること・・・それが神無月の巫女に与えられた、たった一つの選択肢でした・・・
物語の舞台は、まほろばの村にある「乙橘学園」。
この作品は、高校1年生の来栖川姫子(くるすがわ ひめこ)と、同じく高校1年生で才色兼備な姫宮千歌音(ひめみや ちかね)・・・そして、姫子の幼馴染である大神ソウマ(おおがみ ソウマ)の3人が繰り成す深い恋愛物語です。
姫子と千歌音の16歳の誕生日に・・・その昔、神無月の巫女に封印された邪神オロチが蘇り、巫女に復讐を企てるのです・・・そして、神無月の巫女の生まれ変わりが姫子と千歌音である事が判明し、物語が大きく動いていきます。
好きな人と一緒にいたい・・・喜んで貰いたい・・・という気持ちと好きな人の全てを手に入れたいという気持ち・・・発想の根源は一緒だと思いますが、一歩間違えると、その先に待ち受けているものって、真逆になるような気がします。
でも、それは受け入れて貰えない・・・そんなの理性が分かってる・・・だけど、気持ちが溢れて理性で抑えきれなくなってしまったら・・・?
そんな張り詰めた糸のような3人の関係は、二人が神無月の巫女で・・・その宿命を受け入れることで・・・大きく揺れ動きます。
そして、想像もできない様な展開が続いた末・・・最後に姫子と千歌音のとても綺麗な気持ちに触れることができました・・・^^
エンディングに少し謎が残っていますが、良い結末を迎えていることを期待しています^^
でも・・・1クールでは少し短かったような気がします^^;
一番勿体無いと思ったのは、インパクトのあるサブキャラが登場するのですが、活躍の場が少ない事です。もっとヒロインと復活したオロチ衆や学園の仲間との接点があれば、作品自体がもっと引き立つように思いました^^
まぁ、枠の関係上、仕方ない事なのでしょうが・・・^^;
百合的要素については、既に色々な方のレビューで記載されているので、触れないでおこうと思います・・・
個人的には、男性同士よりは全然抵抗はありませんでしたよ(//∇//)