konR さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 1.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
3回見直して未だにわからないコレジャナイ感 (修正
キャラデザとか、OPとか結構良いと思うんですが、実際OPは毎回見てます。きっと内容は他の人の批評にいっぱい書いてあると思いますが、緑の子の声g(ry 脚本g(ry
と色々批判したくなる点は多いです。
でも敢えて良い所を。
1、変身バンクの気合:これは結構頑張ってるなぁ~と感心してしまいました。
2、主人公の表情:結構多彩な表情をみせてくれます。
3、尻:あ・・うん
4、カメラワーク:尻斜め45度下からのカットが多い
5、妹が可愛い:個人的で限りなく主観です
こんな感じかな。
個人的にはストーリー上で、感情の掘り下げ、色々なものへの説明、もしくはそれ吹っ切る位の勢いがほしい作品ですね。あとは前評判高すぎたからちょっとガッカリって人が多くて酷評が多いのではないかというそんな感想はあります。
11話「初めて見たときからビビットきたんだも~ん!」これがこの作品の題名の意味だとわかりました。
何だろう・・・この作品所々表情や感情おかしいところないかな? 今回も暗い場面のところで後ろのオバサン笑ってるし、味方の基地進入時、問答無用で仲間に発砲してるし。
違和感というか、微妙に気持ち悪い
もう一度見直した↓
{netabare}
何かモヤモヤしたもんが残ったので見直してみた
そして何でこの作品に感情移入出来ないのか自分で考察してみた。
何か比較出来るものを探してみたけどイマイチビビット来る物がないので、地味に好きなシンフォギアと比較してみる。
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■戦いがおきる背景
ビビ:示現エンジンに襲い掛かるアローン
シンフォ:ノイズ
結論;どっちもわけがわからん。
■作画
ビビ:原色も使いつつも綺麗な配色で煌びやかかつ美しい映像を常に提供してくれた。
シンフォ:格好良いカットイン。しかしキャラクターの書き方があまりにも酷い。ズームアップした時など雑すぎてつらい時もある。基本ほとんど明るい色彩は少なく 退廃したようなイメージを生み出すことができる状態。
結論:世界観が違うので甲乙つけがたいが、丁寧さ、綺麗さで言うとやはりビビッド
■脇役
ビビ:4人の合体要因でしかない少女、考察的な事だけ述べてサポートですらない博士。むしろこのポジション、博士ではなく司令だったとしても違和感ないくらい示現エンジン絡みでは「博士」という地位は無駄だった。悩むだけ悩んで何も出来なかった、むしろ少女に武器与えて投げっぱなし感が。
シンフォ:武士とボッチと死人と百合少女。あと無駄に強い司令
結論:キャラに対する愛着がビビッドには無い。キャラが立ってないと言うとそれで終わってしまうが、背景、信念なども薄く立ち居地が曖昧なまま最終的には合体要因になった印象のサブヒロインがいたたまれない。
■主人公
ビビ:友情という肩書きの元他人の力を吸い取って合体、連続合体を繰り返し、最終合体の前には落下していく仲間を助けようともしない、むしろやり捨て。本人の成長?したっけ?
シンフォ:常に成長し、聖遺物の力に取り込まれそうでも自らの意思と友達の助けで復活する。
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とまぁ勝手な比較をしてましたが、贔屓目でみてるのは十分承知してますが、結局の所、キャラクターの印象がいいか悪いかそれだけだった気がします。むしろ自分の理解力のなさと言われればそれまでですが。
きっとビビッドは友情をメインテーマで熱い友情を元に悪に立ち向かうストーリーというコンセプトが有ったような気がします。ですがその友情も演出しだいで薄い友情になったり、はたまた熱血!と言わんばかりの熱い友情になったりします。
さすがにトマトネタとかだけでは友情という感じはまったくしません。最終決戦までに主人公とレイの親愛度が高まっていれば、再開し、ビビッドレッドになった瞬間に感動もでようものですが、そんな口ばっかりで友達!と言ってる友人を助けに行っても何も心揺さぶられません。
そして一番よく分からなかった演出は最後のここぞ!とばかりの連続合体。
先にこの設定だけは前に言って欲しかった
○合体するとあかね以外の相手はパワーが無くなる
○でも落下して死なない程度の力はある
あの演出だと、すべての力をあかねに集めてカラスを倒す、もしくはレイを助ける。という話だったはずが、タダの犬死、もしくはまだ飛ぶ体力はあるけどとりあえず落下して様子を見た。にしか見えない。その後に損傷してるシーンもろくに無かったからかもしれないけど、何故か「??」が拭えない。
散々色々言いましたが、何処かしらいい部分はこの作品はあったので、逆に荒がめだってしまったような気もします。OP何かは物凄い期待感を煽る素晴らしい映像と曲でしたし、合体後のキャラなんて、かなりいいキャラデザインだったと思いますよ。だからこそ!惜しい作品だったなぁ~と終わってから思うわけです。
次はきっとないでしょうけど、自分の心の中の惜しい作品ベスト10にはランクインしました。