矢野原さき さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
自分ならどうするか、考えさせられた作品です。
観るきっかけになったのはOP曲をアニメイトで
流れていたのを聴いて興味を持ち、
再放送を録画して一気に観ました。
そしてみごとにハマリ、お金を貯めて
DVDBOXを購入したほどです。
宇宙での課外講習中に事故に遭い、
主人公や少年少女達が宇宙船リヴァイアスに取り残される。
漂流するリヴァイアスの前に政府の船が現われるのですが、
なぜか救助するのではなく攻撃を仕掛けてきます。
なぜ攻撃を受けるのか、まったく自体が飲み込めないまま
子供たち数百人の逃亡生活が始まっていく。
鬱アニメと言われますが、
私は鬱にはなりませんでした。
逆にリヴァイアスに残された主人公達が
懸命に生きる為に戦う姿や人間の弱さや醜さを描いた
作品でリアリティーがあり、涙なしでは観れませんでした。
見所は主人公の成長していく姿です。
最初はとても弱く、周りに流されてしまうところが
ありましたが自分の意思を持ち行動していきます。
絶えず変化する人間関係や状況によって変わっていく
1人1人の心理や行動も見所だったと思います。
個人的にはイクミというキャラが好きでした。
最後に彼の心に潜む闇があきらかになります。
何が正解で何が間違いなのか。
私がもしリヴァイアスにいたら、
どのように行動しただろう?と考えさせられました。