シス子 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
懲りずに観てしまったロボ物:第3弾
ファーストガンダムは未視聴
個人的にはロボ物3作目です
ちなみに
1作目は「マクロスF」
2作目は「インフィニットストラトス」です
ガンダムシリーズの中では初の視聴完了作品です
シリーズの中では比較的初心者向け作品であるという情報を入手し
早速
視聴しました
評判どおりのストーリー重視の作品でした
ちょっぴり反抗期で不安定な家庭に育った少年「アル」と
ジオン軍の青年パイロットの「バーニィ」
そんな二人が
コロニー内での戦闘で出会い絆を深めていく
友情ストーリーです
なんだか
最後は涙を誘うような終わり方だったんですが
ストーリーはイマイチでした
なんといいますか
お話は戦争というスケールから見たら局所的なものなのに
物語に
ガンダムの世界観を盛り込こもうとしているためなのか
やたらと難しい言葉や
政治的な小難しいお話などが
所々に挟まれていて
結果的に
本筋の友情ストーリーが
ちょっと薄くなってる感じでした
そして
ついつい
余計なことまで考えてしまう内容でした
多分これ
{netabare}友情ストーリーとともに
地球連邦軍の女性パイロット「クリス」とバーニィとの恋愛ストーリーも
もっと進展させたかったのでは?{/netabare}
それが
前述のてんこ盛りストーリーやら
話数の関係やらで(全6話です)
うまく進展させることが出来なかったんじゃないか
なんて
いろいろ想像してしまいました
{netabare}こちらのお話はなんだか中途半端で
なかなか恋愛といえるところまで発展しませんでした
お互いがビミョーに意識してるな~
っていうのは充分伝わってきているのですが{/netabare}
これってわざとじらしてるの?
とか
{netabare}いっそ恋愛ストーリーだけにして
「ロミオとジュリエット」みたいに
ドロロ君的展開にしたほうがよかったんじゃないの?{/netabare}
なんて勝手に思ったり
って
そう思うってことは
けっこう感情移入してるのかなぁ
それよりも
この作品
ロボット(モビルスーツ)の描写が見ものでした
ほとんどがコロニー内部での戦闘シーンで
人間目線で見たモビルスーツがとてもリアルに感じられました
超低空で建物の上を飛ぶ機体
下から見上げたときの迫力
近くで見たときの生々しい傷の跡
モビルスーツがすごく丁寧に
そして
「カッコよく」描かれています
アルが好奇心に押されて
墜落した「ザク」に近づいたときのシーンは
とても印象的でした
手を伸ばしたら触れることが
出来る非日常
モビルスーツという「兵器」
「怖い」より
「カッコイイ」という感情が勝ってしまう
男の子の
心理がとてもよく伝わってきます
{netabare}まだ熱を帯びている機体に不注意に触ってしまって
「あっちっちぃ」ってなったり(そんなふうには言ってませんが){/netabare}
そんな
「男の子」らしい行動もとてもリアルに描かれてます
私事ですが
何年か前に
地元の陸上自衛隊のお祭りに見学にいって
戦車を間近で見たときのことを
思い出しました^^
そのとき
戦車が空砲を撃ったときの轟音に怯えて
周りのちびっ子達がみんな泣き出したことも
思い出しました^^
これが現実かも^^
そして
特によかったのは
モビルスーツの動きが
{netabare}「そんなに速くない」{/netabare}ことでした^^
ロボ物が苦手な私でも充分についていけました
でも"スピード感"は充分に伝わってきてました
種類や数もそんなに多くなかったし^^
以外にも
ストーリーより
メカキャラのほうが印象的な作品でした
余談で
ガンダムシリーズはこの作品が初の"視聴完了"ということは
前述したとおりなのですが
実は
現在「ゼータ」を視聴中なのです(ア○マッ○スです)
が
{netabare}ゼータがなかなか終わらないし(50話あります)
なにより
設定がちょっと難しくて
こりゃ
2、3回見ないと理解できね~{/netabare}
ってことで
本作の視聴となってしまいました
正直
これ先に観て
正解でした^^
次もガンダムかな?