退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本格的なお人形遊びですね!
中学二年生の桜田 ジュンは、ある出来事がトラウマとなり、引きこもり生活を送っていた。そんな彼のもとに「まきますか まきませんか」という文字が書いてある怪しげな手紙が届く。それに軽い気持ちで答えたジュン。すると部屋にアンティークなデザインの鞄が忽然と現れる。中にはなんと生きている人形が入っていたのだ!彼女は自らをローゼンメイデン第5ドールの「真紅」と名乗る。真紅と契約したことにより、ジュンは「ドール同士のアリスになるための戦い」アリスゲームに巻き込まれることになる。
アリスゲームは、ゲームであっても遊びではない。
その通りです。お人形遊びなんて言ってすいません!
どの人形もそれぞれの想いを胸に抱いてこの戦いに臨んでいるんですね。人形だなんてバカには出来ないです。
でも!
お人形らしく、なんとも可愛らしいじゃないですかw
バトルに関しても、なんか可愛い。アリスゲームは、人間で言う魂と同じ「ローザミスティカ」を奪い合う戦いで、それを失った人形はジャンクと化す運命なんですよね。つまり、殺し合いと同じようなものなんですけどね。なんでこんな可愛いんだろw
しかもその戦いに勝つと、「どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の穢れも無い、至高の美しさを持った究極の少女」アリスになることが出来るっていう、目的もお人形なスケールでなんともまあ可愛らしい!
そうか~、こうやってあの有名なアリス人形が生まれたのか~ ∑(゜Д゜)ウソダッ!!
だけどこれはお人形メインで見たときの話。主人公のジュンをメインで見ると、思春期に深い悩みを抱えた男の子が悩みに立ち向かって克服していく姿が見られて、なんかちょっぴり感動しちゃいました。
真紅が言った
「だって、生きる事って戦う事でしょ?」
っていう言葉もグッときますね!
この言葉を悩みを抱えたすべての子供たちが聞いたら、どれくらいの子が救われるんだろうなあ・・・。