柚稀 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
世界線を越えて、君のその笑顔を守りたい-。
全24+1話、ゲーム原作。
秋葉原-とある雑居ビルの2階。ここに「未来ガジェット研究所」はある。
研究所とは名ばかりのワンルーム。お世辞にも広いとは言えない場所。
この研究所の創設者、岡部倫太郎(=オカリン=狂気のマッドサイエンティスト=自称:鳳凰院凶真)はタイムマシン発明記者会見場に足を運ぶがそこで不思議な体験をする…。
そして研究所では日々“未来ガジェット”という発明品を生み出していたが、ひょんなことからとんでも発明をしてしまう…。
-そんなことからはじまる物語。
作中にはタイムマシン・世界線・謎の研究機関などなど、おおよそ現実離れした単語が飛び交っているが、後半は想像を超えるとんでもない展開になっていく。
初めのうちはオカリンの厨二発言も相まって“?”な部分も多いかもしれないけど、どうか観続けてほしい。
僕はなぜ今まで観なかったのだろう…と後悔するほど物語にグイグイと引き込まれていった。
個人的にSF展開は心躍る要素の1つなので(*´ω`*)
全体的に画面の色味は控えめながら、オカリンを始め、個性的で愛すべきキャラがたくさんでてきて各々の色をガンガンだしてる。
未来ガジェット研究所に集まるべくして集まったものたち-。
中でも天使のような、まゆしぃ☆こと椎名まゆり(cv.花澤香菜)はふわんふわんとした普段のイメージと話し方だけど、ここぞというときには周りを(特にオカリンw)を諭すような、導くような存在であり、スキなキャラ♪
そして恋愛要素も入っていたことがうれしい!これが後半の展開をより切なく…もどかしく…苦しくさせて、僕の涙腺を大いに刺激する結果に…(´A`。)
人間の好奇心。
知りたいという欲求。
自分がそれを知ることのできる特別な立場であったとしたら、
何か嫌な予感が脳裏をよぎっても、止めることができなくなってしまう。
これくらいなら…という些細なことがどんどん大きな問題へ。
でも確かめたくなってしまう。
過ちや後悔を正した未来-。
歪めた道の先に広がる残酷な結果-。
もし、結果を変える手段があったとしたら…
僕はキミの笑顔を守りたいと願う。
キミの存在を守りたいと願う。
過去・今・未来、そして別の世界。
ぜひとも一気に観て欲しい作品、てか絶対観ちゃうと思う((*´∀`*))
ハラハラ、ドキドキ、にやにやできるすばらしいお話でした!
もし僕のように、なんかとっつきにくいんだよねーなんて二の足踏んでる人がいたら背中を押すレビューにしたかったんだけど…文才の無さ、残念(*´>д<)w