Etzali さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
夏目の映し出す世界。それは、祖母の理想とした世界でもあったのでしょう。
(2012.12/7)
夏目3期は1期と同様にOP,EDともに良曲でしたね。
印象深いセリフは{netabare}「あのころは…誰かにあたる事しかできなかったけど、今ならあなたの優しさが分かる気がするんだ。」{/netabare}と言う夏目のセリフです。
この頃の幼かった夏目は自分だけ妖が見える事に劣等感を感じていたんだと思います。
それを何かで埋める事もできず、一人ぼっちの夏目を変えるキッカケとなったのは藤原夫妻であり、にゃんこ先生(ポン太)・北本・西村・笹田・名取・田沼・多軌との出会いによって少しずつ確実に劣等感を消し去ってくれたことだと思います。
また、{netabare}『守りたいのは、何でもない日常とそれを共にしてくれる「人」たちだ。』{/netabare}と言った夏目の真意…と言うと大袈裟ですが、もはや夏目にとって妖も人と同じように大切な存在となっているのでしょう。そう思える夏目の「世界」は輝いているのかもしれません。
3期は田沼の出番がこれまでより増えていて良かったです!文化祭の多軌の男装シーンが一番好きですwww
残念なのは、夏目達が撮った記念写真に多軌がいなかったことですね(>_<)
※感想は、前に書いたものを引用
近いうち観なおしたいと思ってますが、中々時間が…^^;
それぐらい良い作品です(*´▽`*)
(2013.5/22 2週目)
3期のOP「僕にできること」は、夏目の祖母であるレイコさんが成しえなかった事を夏目が代わりに成し遂げるという意味・夏目自身の価値観の変化からみても良い楽曲だと思います。
また、なぜ友人帳に記載されている名を夏目が祖母に代わって返すのか?
妖怪にとって命とも言える大事な名前を奪う事で主従関係を築いてきたレイコ。だが夏目は、そんなレイコの想いを妖怪が視えるからこそ分かっていた。本当の意味で分かり合える友達をレイコさんは作りたかったんだろうと…
それは叶わぬ夢かと思えたが、孫である夏目がそれを叶えてくれた。それが、友人帳を引き継いだ僕にできること。