「宇宙戦艦ヤマト [完結編](アニメ映画)」

総合得点
67.2
感想・評価
31
棚に入れた
194
ランキング
2575
★★★★☆ 3.8 (31)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
4.1
キャラ
3.8

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヤマトはやっぱり『愛』なんだと思わずにはいられないラスト

1983年公開:恍惚の表情を浮かべる森雪を見ていたたまれない気持ちになったあの頃

ヤマトという作品で最も重要なテーマは愛です。
ここ一番のセリフでは愛という言葉が必ず使われます。
{netabare}『ヤマト』:我々は、戦うべきではなかった・・・愛し合うべきだった!(古代)  
『さらば』:私はあなたの中に勇気と愛の姿を見せて頂きました。(テレサ)
『新たなる』:私はスターシアを愛しているのだよ。(デスラー)
『永遠に』:パンフレットに人類愛、地球愛、そして宇宙愛・・・とにかく愛という言葉がいっぱいw{/netabare}
この完結編でも最後は『愛』で締めくくります。
{netabare}裸で抱き合う二人の姿で・・・。{/netabare}
正直それが余計でした。
だからそのシーンを丸々カットした特別編が一番好きです。
敵キャラの印象がかなり薄く、何回観ても名前が覚えられませんw
(他の作品はデスラー、ズォーダー、スカルダートとスラスラ出てくるのに)
全体としては『永遠に』よりはずっと面白いと思うのですが、
如何せんネタになるような要素も多く、あまりいい評価はされていない作品です。

当時の私は『ヤマト熱』がすっかり冷めていました。
続編が作られる度にボロボロになっていくヤマトを見るのが辛かったのです。
それでもこの作品はヤマトの最後を見届けようという気持ちで映画館に行きました。
確かに最後のシーンで頭の中が『???』だらけになりましたが、
映画館を出る頃には清々しい気分になっていました。
『これでヤマトから解放される!』
しかしそれから10年も経たないうちに『復活編』の企画が持ち上がろうとは、
その時の人類はまだ知る由もなかったのです・・・。

投稿 : 2013/02/23
閲覧 : 639

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