「おおかみこどもの雨と雪(アニメ映画)」

総合得点
85.0
感想・評価
1831
棚に入れた
9994
ランキング
258
★★★★☆ 3.9 (1831)
物語
4.0
作画
4.2
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私が好きになった人は、"おおかみおとこ"でした。

※あらすじはあにこれのをご覧下さい※


▼▼主な登場人物▼▼


●花(はな)●

本作の主人公で、東京の国立大学に通う大学生。
その大学で、学生ではないのに授業を受ける「彼」と出会い、
一目惚れをして「彼」に近づく。
「彼」の正体を知っても想いを貫き、やがて妊娠。
その後、大学を休学し2人の"おおかみこども"を育てる。
意思が強く、笑顔を絶やさない優しい母親。


◆彼(おおかみおとこ)◆

ニホンオオカミの唯一の末裔で、
運送ドライバーとして働き、ひっそり暮らしてきた。
忍び込んだ大学で花と出会い、子供を授かる。
作中では「彼」と呼ばれており、本名は不明。
雨を出産後、突然死亡する。


●雪(ゆき)●

"おおかみこども"で長女。
雪の日に産まれた事から、"雪"と名付けられた。
お転婆で活発な性格から幼い頃にはやんちゃばかり。
しかし小学校生活で自身のような子供がいない事を知り、
そこからお淑やかに振る舞うようになる。


◆雨(あめ)◆

"おおかみこども"で長男、雪の弟。
雨の日に産まれた事から、"雨"と名付けられた。
病弱で内向的な性格をしており、花にべったり。
小学校になっても学校にはあまり行かずに、
花が働く自然博物館の仕事に同行する。


●草平(そうへい)●

雪のクラスに転校してきた少年で、
雪に「獣臭い」と言った事から雪に避けられるようになる。



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★★総合感想★★


2012年7月に公開されたアニメ映画。

細田守監督による長編オリジナルアニメーション作品で、
脚本も細田守が手がけている。


予想はしていたケド、
終わり方は少し気持ち的に残念な感じがありました;;

残念というか、寂しいというか(´・ω・`)

宮崎あおい演じる花。


この花が本当に強いッ!!!!

私だったら、絶対出来ないような事をしているッ!


{netabare}
まず、出産を助産師さんにも頼まずに、
彼と2人だけで自ら出産をするなんてすごすぎる!!!!
アニメだから出来る事なのだろうか(´・ω・`)
でも実際、病院も助産師さんも頼らずに産む人いるなぁ・・。
{/netabare}

そんな中、雨が産まれてから、
少し経った時に悲しい出来事があって・・・。

{netabare}
死ぬ時はやっぱりおおかみ姿で死ぬンだぁ(´・ω・`)
だから、あんなあっさりと捨てるかのような車で、
簡単に運ぶのかな(´・ω・`)
{/netabare}

人の視線に気を遣い、
あらゆる問題を抱え、

そして、

{netabare}
人里離れた場所に引っ越す事を決意し、
そして田舎町に引っ越す。

でも住居は廃屋同然で、
指を怪我しながら修復して、
彼の貯金だけでは賄えないから、
自ら農業をやる決意をして・・・。

そんな時出会ったのが、優しい村の人たち。

優しい村の人たちに囲まれていく内に、
花の心境も変わり、そして子供たちの心境も変わる。

雪は人間として生きていく道を選び、
雨はおおかみとして生きていく道を選ぶ。

あんな泣き虫で弱虫だった雨が、
立派に成長して、

だけど、雨はまだ10歳で、

花も全く覚悟していなかったから、
雨がいなくなった時、
必死で泥だらけで探して、
危険な道も行って・・・母の強さを感じるシーンでした。
{/netabare}

家族の絆というか、
母親の強さを感じられる作品だと思います。

娘の雪が語り手として、物語は進んでいき、
最後は寂しいケド、ほっこりできる作品だと思います。

ジーーーンってくるシーンもあるので、
涙もろい人は、ハンカチを用意してご覧下さいw

投稿 : 2013/02/22
閲覧 : 216
サンキュー:

9

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