ヤヌー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シビュラによって成り立つ世界について考えさせられるアニメ(18話まで視聴)
アニメーションはかなり綺麗で見やすいです。また、物語の舞台上の技術(主にホログラム)がかなり高度なので、こんなシステムあったらワクワクするなぁと思いながら見れます。
ですが、綺麗とはいうものの、作品内では、ドミネーターにより人が爆発して肉片になったり、人が死んだり、瀕死状態視される場面が何度かあり、その際に血が噴き出す描写があるので、グロいです。私は知が苦手ですが、何とか頑張ってみてるという感じです。
個人的に常守朱のキャラがあまり好きではないので、最初はイライラすることが多かったですが、途中からは、あまり気ににならなくなりました。その他の各キャラの性格、話し方、声はしっくり来ており落ち着いて聞いていられます。
物語の設定は面白いのですが、1話から見ていて、次回の話が物凄く気になるという事があまりありませんでした。物語の構成に問題があるのでしょうか。
思い返すと、毎回、淡々と見ていたような気がします。気になる要素といえば、各キャラクターの過去と朱のサイコパスに関する事くらいで、見ていればそのうち分かるだろうし、気にしなくていいかなという風に見ていました。話数単体で面白かったと感じたのは11話と16話です。
以下ネタバレ(今後の物語の焦点に関する考察等)
{netabare}
最終的にどのようにして物語を締めくくるか。と考えると、1つはシヴィラシステムの無くして、一人一人が自分の意思で全て決定して行動するようにする世界にする。2つ目は、シビュラシステムは存続させて、依存しすぎない体制をつくっていく。という事ぐらいしか私には想像できません。
ここに至るまでに、朱のサイコパス、シビュラシステムへの疑問、槙島の今後のプランに関する事が取り上げられるのではないかと思いますが、やはりシビュラシステムをどうしていくのかという事が一番気になりますね。
18話
今更ながら、思い返すとシビュラによって常に監視されている事が怖いなと感じました。
{/netabare}