ヤヌー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
各キャラの思惑・思考を楽しむ&犯人探しの作品(19話まで視聴)
原作・シェイクスピアの作品は未読です
作品中の時期が冬という事もあり、空はどんよりと曇っており、アニメーション自体が暗いという印象を受けます。それは、悲しみや怒りというものをより強調しているような演出にも見えます。
悲しみや真実に迫りそうになる際に流れる様々なオーケストラのBGMが凄くいいです。かっこいいBGMではありませんが、どきどきさせてくれてとても良いです。
全体を通して愛花との回想シーンがとにかく多く、彼女がシェイクスピア作品のセリフを混ぜながら話しているシーンは印象に残ります。また、愛花の話し方、声優の声がキャラとしてとても合っており、凄く好きですね。愛花にかぎらず、好きなキャラが多いです。
7話までは、回想シーンやら逃走やら戦闘であまり面白いと感じなかったのですが、8話以降はかなり面白くなりました。8話から心理戦・推理のような話が断続的に続き、この状況をどう覆すのか、それぞれのキャラがどんな考えで動くのかという事をドキドキしながら見れる。
全体を通して、声を出さない各キャラの思惑・思考が映し出される事が多く、それが面白いと感じています。
13話以降は、ラブコメ要素等が入り、ニヤリと笑えるシーンがチョコチョコ入り、面白い。
どういう結末で終わるのかが凄く気になってしまう作品。
また、ふざけた感じの次回予告が面白い。
以下ネタバレ感想
{netabare} 真広は冒頭からとにかく怒りを爆発させていたが、吉野はやけにおちついていた。喪失感がそうさせていたのかとおもったりしましたが、それにしてもおかしいと思っていました。そんな風に思っていたら、吉野君がぶち切れたシーンがあったので、安心しました。
葉風ちゃんがかわいすぎです。左門さんが髪形変えてからかっこいいし可愛いし面白いですね。
19話感想
2人がいざこざも無く仲直りしてよかったですね
結末までの考察
愛花が誰に何のために殺されたのか、吉野は何者なのか、始まりの樹・絶園の樹とは何かという謎が解決されて終わりという感じになるのでしょうか。あとは、羽村君が暴走しないかな~とちょっと期待してます(笑
{/netabare}