シス子 さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
喜怒哀楽が手玉に取られました
舞台は死後の世界
ここに来るのは
生前に理不尽な人生を送り
死んでしまった人の魂
そしてここで自分の蟠りをなくすことで
成仏できる
しかし「ゆり」をリーダーとする
「死んだ世界戦線」はその運命に抗い
日々「天使」と呼ばれる少女(かなでちゃん)と戦い続けていた
そんな世界に来た「音無」は
「死んだ世界戦線」に加わるが
日々の戦いのなかでこの世界へ疑問を感じていく
とまあストーリーはこんな感じです
改めて文章にしてみると
とてもシリアスな内容にみえますが・・・
死後という言葉から
宗教的というか
幻想的なものをイメージしてしまうのですが
{netabare}武装して戦闘したり
ライブしたり
試験受けたり
野球や
魚釣りなんかもやったりして{/netabare}
おそよ死後というものを感じさせない内容となっています
ただ
{netabare}死んでも
しばらくしたら復活するんですが・・・{/netabare}
まず
登場人物の設定がよかったですね
各登場人物のキャラ設定がよかったのは言うまでもないのですが
各々の生前の出来事等をストーリーのなかで回想させることで
よりキャラの印象を引き立たせています
逆にサブキャラに至っては
特異なキャラばかりなのでわかりやすいです
そして印象深かったのが曲ですね
OP
ED
挿入曲ともに
とてもいい曲ばかりで
何度も聞き返してしまいました
一番は最終回のエンディングで流れた
「一番の宝物」です(かなでちゃんの鼻歌じゃないですよ^^)
最終回はもう涙で画が見れなくて
曲だけで泣いてました
そしてオープニング曲の「My Soul,Your Beats!」
かなでちゃんのピアノ伴奏の映像とも合っていてとても良かったです
あ
4話のLiSAさんのバージョンもよかったです^^
さて
感想ですが
この作品については
正直
難しくてよくわかりません
ストーリーがはっちゃけてるというか
ぶっ飛んでいるというか
なんで最後あんなに泣いてしまったのか
前半はあんなに笑ってたのに
後半は涙の波状攻撃でした
あえてストーリーが良かった
という言い方はしません
すごく上手かった
という表現のほうがいいですね
まるで私の喜怒哀楽を手玉に取られているようでした(大袈裟な表現になりました)
笑い所満載
泣き所満載
そして
ツッコミ所満載
それらを凝縮してこんな作品になったのでしょう
そういった意味では
私の反応は
製作サイドの意図したところなのでしょうか
まあストーリーはそこそこでしたが
"感動"という点では
とても
良い出来の作品でした
ちなみに
手玉に取られた私の喜怒哀楽
○喜
オープニングを見て
「これ○○大○の○間だ~!」で涙(個人的な涙)
(まあど~でもいいことなんですが^^)
○怒
{netabare}野田くんがギルドの仕掛けたハンマーで飛ばされるシーンと
試験の時
かなでちゃんの答案用紙に細工をするため
かなでちゃんの気を引きつけようと
日向くん、高松くんが椅子につけたロケットで打ち上げられ
天井につき刺さるシーン{/netabare}で
(どちらも笑いを取るシーンですよ・・・っていうか細かい)
BGMにエンディング曲の「Brave Song」が流れたのを聞いて
「なんでこんなシーンでこの曲流すんだよ~!」で涙(怒りの涙)
○哀
悲しいシーンのほとんどで涙
{netabare}最後のかなでちゃんが消える{/netabare}シーンで涙腺崩壊(かなでぇ~!!)
○楽
おもしろいシーンのほとんどで涙(笑いすぎて涙)
ん?
最初から最後まで全部「涙」でしたね^^
余談で
先日
この作品の舞台になった○○大○の○間キャンパスに(もう分かりますよね)
久しぶりに行ったら
昔と比べて(ちょっとだけね)
ずいぶんと様子が変わってました
主に麓の町が
(キャンパスって作品と同じくちょっと小高い丘?の上にあります)
お店がいっぱい並んで
道が綺麗に整備されて
マンションとかもいっぱい建ってて
とても整備されて発展していました
昔は通学するだけでも大変だったのに
特に雪の日は憂鬱でした
でも
暖かい季節は
緑が多くて環境的にとてもいいところです
これはもうホント"天国"ですね
というか
天国じゃなくても
ずっと住んでいたくなります
なんか
最近の学生さん
うらやまし~