退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
生きひな祭り行きたかったよ…
基本はヒロインの千反田えるが何かが気になると止まらなくなり主人公の折木奉太郎に「私気になります」と推理をねだる。
そしてその気になった事を古典部の4人で推理解決していくアニメ。
アニメ説明(ネタバレは含みませんが説明が長いので見たい方だけどうぞ)
{netabare}ほとんど同じ部屋でずっと話している場面ばかりなのでミステリー要素とかキャラとかが好きにならないとちょっと飽きが来るかもしれない。
が、しかしその同じ部屋や同じ場所でもイメージ映像が踏んだんに盛り込まれているのでなかなか飽きさせない工夫があります。
ほのぼの時間は流れるけど所々にミステリーの伏線が入っているので出来るだけじっくり見てたほうがいいかも。
目を離してるとどうして解決したんだ?となるかもしれない。
古典部のメンバーは主人公、える、さとし、まやか。
ラブコメ要素も含まれているので恋の行く末を期待しながら見るのもいいかも。
主人公は省エネ気質の兎に角やる気が無いキャラなのだが、徐々にその性格も成長していくところにも注目。
モットーは「やるべきことなら手短に」
話の流れはおおまかにこういう構成になってます。
『氷菓』
『遠まわりする雛』
『愚者のエンドロール』
『クドリャフカの順番』
『遠まわりする雛』{/netabare}
1つ4・5話ずつで1話完結の話もちらほら。
ただちょっと物語の引きが弱い感じがあるので一気見向けかもしれない。
解決パートの時の伏線回収が気持良くて個人的には一気に22話まで見れました。
「推理」「ミステリー」「文学文系」「日本」「和風古風」「黒髪ロング」「青春」「純愛」が好きな人にお勧めです。
スタッフコメンタリーもお勧め
出演:監督 武本康弘、シリーズ構成 賀東招二
{netabare}・MOBキャラの女の子がどうやっても可愛くなってしまうらしく困っていたらしい。
男のMOBキャラは普通に描けるとの事。
なんか凄く納得してしまった。
・男を落とすなら餌付けから!胃袋を攻めろ!
まぁまさにこれに尽きるでしょうね。
料理のうまい子には可愛い可愛くない関係なく確実に好印象になるでしょう。
個人的には料理うまいだけでコロっといけます。はい。{/netabare}
感想(バリバリネタバレ含みます)
{netabare}私気になります。
えると奉太郎とさとしとまやかの恋の行く末が…
兎に角これに尽きる。
黒髪ロングのやや天然が入った料理の出来るお嬢様。
バッチリ惚れました!
奉太郎達の将来はやっぱり探偵事務所かな?
原作続かないのかなぁ…
5巻からさっぱり出る気配が無いのが気になる。
なんだろうこのアニメじわじわ来るんだよなぁ。
地味ではあるけどジワジワと来る感じがとても良い。
なんと言っても19話からのラスト4話はもうねぇ。
まったくもう。まったくまったくまったくもうなんですよ。
さっさと付き合って下さい。
ラブラブ街道まっしぐらでもう帰ってこないで下さい。
19話
二人きりで古典部室でイチャイチャラブラブ
20話
初詣
元旦の着物が物凄く綺麗でした。着物を着ると可愛さ5割増しですね!
閉じ込められるベタな展開だったけど発展しないのぉ…
21話
バレンタインデー
本当に親しい人にはお歳暮やお中元をry何この意味深発言… 本当に発展しませんね。
奉太郎のトレンチコートが良く似あってる。
さとし達はその後どんな話しをしたのだろう…
この回のさとしの気持ちは凄く感情移入できました。
こだわることを辞める事にこだわる。
戦いの舞台から降りる事にこだわっている。
つまり逃げですね簡単に言うと。
これは誰しもが経験するのでは無いでしょうか?
何かから逃げ、誰かに救いを求めたり委ねたりして放棄する。
何故なら楽だから。
戦わなくて済む、考えなくて済む、苦しまなくて済む。
何故なら楽だから。
でも人間はそれでは成長しないのです。
それを乗り越えてこそ人間は成長するのです。
この成長過程のさとしの心情は胸に来るものがあるのではないでしょうか。
この回が一番4人の感情が動いた回でしょうね。
視聴者側もこの回が一番揺り動かされたんではないでしょうか?
22話
生きひな祭り
生き雛行列のおじさん達の声ってなんかやたら豪華な気がするんだが…
谷本って人の声ってうる星やつらのメガネじゃね?
白髪のおじいちゃんはナミヘイか!?
なんか色々聞いたことある声が…
コメンタリーより(出番順)
ジェット(カウボーイビバップ)
ごだいさん(?)
メガネ(うる星やつら)
アーチャー(Fate?)
なみへい(サザエさん)
いやぁ豪華だった…
しかしまぁ生き雛の格好をしたえるはまさにお姫様ですね。
まさに圧巻する回でした。
狂い咲きの桜の下を生きひなが通るよう仕向けるというなんとも風情のある素晴らしい話でした。
そして今まで見たアニメで一番綺麗な景色だったような気がします。
桜の花の綺麗な色合いとピンクがかった色合い。
素晴らしく感動しました。
ふと調べてみたらなんと!生きひな祭りって実際にあるんですね!
どうやら先月イベントが行われていたようで…
完全に乗り遅れた…orz
http://www.hidamiya.com/event/
いつか見に行ってみたいもんですなぁ。
ちなみに雛人形の男雛、女雛は天皇皇后両陛下を模しているんですよね。
今年の3月に「いいとも」の番組で雛人形を撃ち落とすだかのミニゲームで問題になりニュースにもなりネット上では物凄く叩かれましたね。
そして最後の流れ
える「見て下さい。ここが私の場所です。水と土しかありません。」~「でも、折木さんに紹介したかったんです。」
この件好きです。
そして…
折木「ところで、おまえが諦めた経営的戦略眼についてだが、俺が収めるというのはどうだろう」(妄想)
妄想かよおおおおおおおおおおおおおおおおお
全力でツッコミを入れたくなりました。
しかし高一はまだ恥ずかしさが強いからよくわかるなぁ…
私も良く誤魔化してました。
彼女「私の事好き?」
俺「そりゃぁ世界で一番大好きだよ」(妄想)
俺「えっと…あっ見てみてあそこ!ほら~あの映画見た事ある?」みたいな…
心のなかの妄想を言葉に出来たらどれだけ愛を深める事が出来たかと後悔します。
なんだろう…
いくら女の子と付き合ってもいつまで経ってもこういう性格は変わらないんだよなぁ…orz
もうこれって慣れる慣れないの話じゃないんだろうなぁ…
っとまぁ色々ありましたが、本当に好きですこのアニメ。
2012年のアニメは豊作すぎたので個人的に順位は落ち気味ですけど大好きです。
いつか続編が見てみたいですね。
色々ネットを漁っていたらこんなのを発見
「畢生の十周年企画 100の質問」
Q2:〈古典部〉シリーズ、どのくらいまで続ける予定でしょうか?
巻数ではお答えできませんが(決まっていないので)、いちおう、折木が高校を出るまで書くつもりです。
どうやらしばらくシリーズは続くようで嬉しいです。
原作読んじゃおうそうしよう。
完結までアニメ化して欲しいですね。
ちなみにクドリャフカと聞いて「わふー」を思い出したのは私だけではないはず。。。{/netabare}
氷菓 ラジオ「古典部の屈託」もお勧めです。
色んな雑学がついて以外と面白いです!