シス子 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「中」が「ちゅー」
この作品
画や音の描写がとてもリアルです
見蕩れてしまいました
最初の桜のはなびらが散るシーンでは
雪が降るのとは少し違う
雪よりもちょっとだけ"ひらひら"みたいな
{netabare}「まるで雪みたいじゃない?」
「そうかな?」{/netabare}
なんて
意を汲んだような二人のセリフも
リアルさを強調してました
電車が走るシーンも
電車の持つ
力強さや速いイメージを強調するわけでもなく
とても自然に描かれています
{netabare}隣のオヤジが寒そうに"扉を閉めるボタン"を押す{/netabare}あたりも
「あーあるある」
なんて思ったり
細かい部分にもこだわりを感じました
音もとてもリアルでした
風の音や
街の喧騒の音
電車が走るときのレールの継ぎ目から出る音とかも
洗濯機の音なんかは
「これドラム式だったらもっとうるさいかな~」
なんて
じぶンちのと比べたりして
リアリティーという意味ではアニメならではですね
実写にはないリアル感をかなり追求している感じです
なんか
昔観た
{netabare}「ル○ン○世 カ○城」で(金○ロードショーですよ)
ル○ンが言ったセリフを思い出しました
「かつて"本物以上"と讃えられたゴート札・・・」云々
あまりにも出来のいい偽札を見てル○ンが発した言葉です{/netabare}
リアルさをとことん追求して
現実を通り越してしまったような感じです
画や音もそうですが
ストーリーもとてもリアルでした
まず
一話目の{netabare}"ちゅー"{/netabare}のシーンを見て
ぶっとびました
キャァー、ゲホッ、ゲホ・・・ふぇぇくしょいっ!
思わず
叫び声とくしゃみが出ました(ちょっと風邪気味)
{netabare}中1で"ちゅー"かい!{/netabare}
別に
駄洒落を曰うつもりはありません
ていうか
洒落になりません
ど、ど、ど、どういうことよ
中学1年生で{netabare}"ちゅー"{/netabare}って
あんたたちなんのつもり
けしからん
っていうか
おとなしそうな顔してるのに
なんて積極的な子なんだ~
怒ってしまいました
そして
ここでも
また回想してしまいました
昔観た
{netabare}「金○先生」(再放送ですよ)
その中で
中学3年生の女子生徒と男子生徒の間に
"赤ちゃん"が出来てしまったというショッキングなお話です
中3ですよ中3
ありえねぇ
まだ
赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるものと信じきっていた{/netabare}私には
まさにカルチャーショックでした
{netabare}"ちゅー"{/netabare}を見たときは
そのときの衝撃が再現された感じでした
まあ{netabare}「金○先生」では
"赤ちゃん"が出来るまでの過程のエピソードはありませんでしたが(あたりまえか)
"ちゅー"のシーンあったかな?{/netabare}
この作品
もし仮に実写で製作するとなると
本物の中学生を使って{netabare}"ちゅー"{/netabare}のシーン出来るのかな?
中学生といっても
1年生じゃまだ見た目は子供だし
なんか倫理的に問題がありそうですね
そういう意味では
アニメならではのシーンでしたね
でも
{netabare}"ちゅー"{/netabare}くらいで取り乱すなんて
私もまだまだ捨てたもんじゃないな
さらに
最後のエピソードは
"お口あんぐり"でした
これはどう見ても{netabare}"BAD END"{/netabare}ですよね
なんか
終わり方が普通すぎて
すごく自然すぎて
あまり悲しくもなく
でも
最後は叫んでしまいました
{netabare}これは私への当て付けかぁ~!{/netabare}
なんか
主人公の姿に自分を重ねてしまいました
悲しい・・・
ストーリーじゃなくて
自分自身が・・・
これはもう
リアルなんてものじゃない
{netabare}"そのまんま"だよぉ~(ToT){/netabare}