もずくず さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
No.6という世界
入り方が難しかった。
IQが高くて恵まれた世界で生活しているにも関わらず、その世界に疑問を抱く少年シオン。
囚人ネズミとの出会いで彼の心が変わっていく。
{netabare}
ノイタミナ作品。
1クール全11話。
どうしてあの夜。僕は窓をあけてしまったんだろう。
が出だし。
1夜にして主人公の運命は変わってしまいました。
原作は あさのあつこさん SF小説をアニメ化にした作品です。
出会うはずのない彼らがNo.6に何を思い、どう行動するのか。
No.6は一言でいえば檻。
囚人のように忠誠を誓い、毎日を監視、把握される世界。
管理っていう意味では今の世界と変わりませn。
友情を超えた糸で結ばれている二人。
No.6を崩壊させたいネズミと共存を願う両者。
結局二人は屈託しながらもサフを助けにいくことに。
サフはシオンのことが好きだが、最後は・・・。
エリウリアスという神様の媒体にされて、死を選ぶことに。
そもそもあれは死というより、生まれ変わり、融合に近いです。
シオンが蟲もころせないような弱い性格の持ち主で、考えるという行動理念が先行して、そこが魅力ですが、どうにもうまくいったためしがないです。
ネズミは幼少の記憶がなく、ただただNo.6への憎悪のみで生きてきた。彼にとっての最初の優しさは、シオンがくれた優しさ。それから二人はつながるようになったんでしょう。
友情を超え、最終的にNo.6はどうなるのか!?
スピード展開で物語は進行していきます。