パセラン さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
も、もったいない
時は関ヶ原の戦いが勃発するおよそ1年前。[1599]
伊賀の忍者・霧隠才蔵は諸国を放浪中、
追ってから逃げる出雲の巫女・伊佐那海と出会う。
助けたなりゆきで信州の武将、真田幸村を訪ねることになり
闇の力を宿す奇魂(くしみたま)を巡る争いに巻き込まれていく。
真田十勇士(真田幸村に仕えたとされる家臣10名)をモデルにした
忍者アクションものということでまずテンションがあがり、
作画もキレイだったので大いに期待していました!
しかしあにこれでは評価がさほど高くなく、
観始める前から「何かある感」が否めなかったのですが・・・
なんというか作品の主張する色が薄く、のぺーっとしているように感じました(*_*)
せっかくの真田十勇士ネタをうまく生かせておらず
大した理由もなしに仲間に加わり、いつの間にか一緒に戦っている。
バトルは惨敗⇒大勝利のワンパターン、そして謎の回復力。
クライマックスあたりはツッコミどころが多すぎて左に15°ほど傾きながら観ていました←
最も残念だったのは、主人公の精神的な成長過程の手抜きです。
もう少し心の葛藤があればラストへ向けての深みがでたのかなーと・・
でも1クールではまとめの限界がありますよね。
10人登場するのに12話というのも不利だったのだと思います。
それにしても惜しい・・状態を例えると
「スタンドを立てたまま自転車を空こぎしている」感じですw
それでもキャラデザや作画は良いので
軽いアクションを求める方やイケメンキャラ狙いの方にはおすすめします ^^