とろろ418 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
尾は踊(おはよう)
他の方々の感想を読んでみて、気になったので視聴しました。
率直な感想としては、深く考察するほどのものではないかな、と。
だがしかし、無駄な考察は私も好きなので、皆さんに便乗して私なりの解釈を記述してみたいと思います。
解釈は大きく分けると2つに分かれるのではないでしょうか。
①日にちの違う自分
②次元の違う自分
どちらかと言えば、①の方が多数派かな?
これらについては多くの方が語っていると思うので軽く流しますね。
ここから私の解釈。②の方に含まれると思います。
{netabare}彼女にとっては鏡に向かって『オハヨウ』と言うのが唯一の朝の習慣(確立事象)であり、他の行動はただの可能性にしか過ぎない。
おそらく量子力学の考え方に近いのではないでしょうか。
携帯のアラームで起きる可能性と起きない可能性があって、『オハヨウ』によって初めて事象が確立される。
半透過だったのが無透過になるのはそのため。
そして、タイトルが『オハヨウ』とカタカナなのは、無機質さ=習慣を示しているから。
誕生日の翌朝というのは、朝×新年で始まりの印象を強めて、無機質さの中にも変化を持たせようとした、かと。
(ここだけはしっくり来ませんね……)
蛇足→{netabare}私は新年を誕生日の翌日と勝手に思い込んでいます。{/netabare}
{/netabare}
わずか1分ほどのアニメですので、見てない方も気軽に見れますので、気が向いたらご覧になってみては如何でしょうか。
※タイトルは”後付け”を真似た造語です。
意味はほぼ同じで、もともとなかった理由が後から作られること。
作者が行う”後付け”に対し、読書が行う”尾は踊”……ごめんなさい、無理がありますね。