「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%(TVアニメ動画)」

総合得点
73.9
感想・評価
1085
棚に入れた
5245
ランキング
971
★★★★☆ 3.9 (1085)
物語
3.5
作画
3.8
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
3.9

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takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意外にも楽しく観れてしまった(笑)耳を離れないOPとED覚えちゃったよ

アイドルと、その歌を作詞や作曲するアーティストを育成する全寮制の学園が舞台。
作曲家志望の女の子・七海春歌をヒロインに、アイドル志望の男子達とともに
夢に向かって羽ばたいていこうとする物語。

この学校、芸能プロダクション「シャイニング事務所」と直結していて
「シャイニング」がどうしても「ジャニース」に見えてくる。
なんせアイドル志望の女子が描かれてないしね。
でも、同じ作曲家志望の男子がいても良かったんじゃ?とは思った。

以前、友人から強く勧められて観た時は、原作が乙女ゲームということで、
少々敬遠していたせいもあり、物語よりもツッコミどころのほうにばかり目がいって
ちゃんと集中して観れていなかった。
で、この春から2期が放送されるということで、あらためて視聴してみたら
なんだろ、自分の許容範囲がこの一年でかなり幅広くなったというのも
おそらくあるのかもしれないけれど、大いに笑い、素直に楽しめたのは事実。
感覚的にはジャニーズドラマを観ているのと似てるかも。
男子はみんなそれぞれイケメンで、財閥の御曹司が二人もいたり
クールな人もいれば底抜けに明るいキャラも永遠の少年的な存在もいる。
定番キャラ勢揃いといえばそれまでだけれど、バランスは良い。
で、結局逆ハーレムな展開になっていくわけだが、適度な緊張感もあり
女の子が観るほどのときめきはなくても、けっこうニヤニヤできる(笑)

もちろん、どう観ても何かの間違いにしか思えないヒロインの瞳の色をはじめ、
ただの変態にしか思えない奇抜すぎる学園長や、
「なんだそれ、ありえねー!」「そんなキザなセリフは逆に信頼なくすよ」とか
イケメン君たちに対しても突っ込みどころや、笑ってしまうところはあった。
それに何より、男から観て真似したくなるような魅力的なセリフがあまりない(苦笑)

でも、ミュージカルのように次々に歌が挿入され、ピアノソロのOSTは美しく心地良く
飽きが来ないし、次回が気になって一気に観てしまったのが、
今回の再視聴で一番自分にびっくりした部分かも。

ただ、幻想的で美しく魅せるシーンなのだろうけれど、
セシルの登場シーンは個人的にこっ恥ずかしく
どうしても必要だったのかは疑問に思えてしまった。
もしかしたら原作のゲームだともっと重要な役割なのかも?

OPやEDを観れば、最終回は簡単に予想がつくわけだが、
それでも最終話が近づくにつれ思わずワクワクしてしまった自分がいたことは
認めざるを得ないし、なかなかよくできたストーリーだったと思う。
それに、プロの世界の厳しさを物語る上で、リアルな部分もあり
ご都合主義にならないようにしていたのには好感持てた。
爽やかな元気をもらえる作品としてはオススメ。

でも、半分何言ってるのかわからなかった学園長はキャラが濃すぎてマイナス(笑)

2期の内容はどんなふうになるんだろうか。
彼らの後日談を描くのだったら、ちょっと興味はある。
ってか、OPもEDも耳に残っててすっかり覚えてしまった。
「ドキドキで壊れそう1000%LOVE~♪」なのである(笑)

参考までに声の出演は以下の通り。

七海 春歌(ななみ はるか):沢城みゆき
一十木 音也(いっとき おとや):寺島拓篤
聖川 真斗(ひじりかわ まさと):鈴村健一
四ノ宮 那月(しのみや なつき):谷山紀章
一ノ瀬 トキヤ(いちのせ トキヤ):宮野真守
神宮寺 レン(じんぐうじ レン):諏訪部順一
来栖 翔(くるす しょう):下野紘
愛島月宮 林檎(つきみや りんご):中村悠一
セシル(あいじま セシル、Cecil Aijima):鳥海浩輔
日向 龍也(ひゅうが りゅうや):遊佐浩二
シャイニング 早乙女(シャイニング さおとめ):若本規夫

投稿 : 2013/02/15
閲覧 : 438
サンキュー:

30

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