「魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画)」

総合得点
90.9
感想・評価
10590
棚に入れた
37480
ランキング
45
ネタバレ

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

納得いく、神アニメだった

見る前は「流行」「萌えキャラ」「マミったww」などあまりいい印象がなかったので視聴することを謙遜していました。

いざ見始めてみると、悔しいぐらいに面白い。
シナリオもしっかりしていて、恐らく多くの人が見ていたアニメのため最終回に異論はあると思いますが、
物語を破綻させない方法で一番救われる終わり方を演出し、最高にこの作品を面白くできた近年ではない「神アニメ」だったと思いました。


☆俺的に見所
①複線回収
ほむらが平行世界で干渉することでまどかの因果が強くなり最強の魔法少女になり、1話目の冒頭に戻りQBに「契約を行うことを勧められる」
ほむらはループを繰り返しているため唯一親友のまどかが魔法少女になるために干渉する。
その内容が詰まっている10話目は改心のできでした。

②特徴ある制作者たち
製作側にも特徴があり。シャフト演出と蒼樹うめ絵=ひだまり寄りを想像しましたがそこにニトロプラスが関わっているため、
一見アンバランスな作品になるかと思ったんだけど、これが以外に不思議作品になって面白い。
特に3話と9話目以降特徴ある作品になっていました。

③虚淵玄のシナリオ
当初シナリオライターは伏せておこうといった案もあったようです。
虚淵玄といえばニトロプラスの「沙耶の唄」などの執筆しているため、ある程度ダークな作品が多いし、アニメでの脚本数が少ないことがあったようです。
虚淵玄氏の言葉をお借りすると「自分としては夢と希望の物語で終わらせるつもりだけど、見ている人がそう思ってくれるかどうかは分からない」
まさにこの最終回はこの人あってこそだと実感しました。


結論
「魔法少女まどか★マギカ」はかなり意外性が高く作品でした。同時に考察サイトも面白く、視聴後に楽しませてもらいました。
オリジナル作品なので、アニメの箍をいい意味ではずしてくれた作品。ここまで恵まれて作られた作品だとは思いもしなかった。
今後の作品の基準になる、近年アニメでは最高のできと言っても過言じゃないと思いました。

投稿 : 2011/05/05
閲覧 : 692
サンキュー:

5

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