パセラン さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今回もやられたー
時をかける少女を観て衝撃を受け、
にわかですが細田守監督のファンになりました。
いつも細田監督の作品にはいろいろな感情をこみ上げさせられ、まとまった気持ちになれないことが多いです(~_~)
舞台は長野県上田市
長野へは何回か旅行に行ったことがありますが、長野の澄んだ空気や
どこか懐かしい山あいの風景がうまく再現されていて、思わず画面に見入ってしまいました。
背景など随所に”夏”を感じさせるポイントがあり、季節感が常に漂っていてとても美しいです~
場面は変わってインターネット上の仮想世界、OZ
アバターを使って様々なことが利用でき、便利で効率がよい世界。
内容があまりに具体的だったので「近い未来こうなるかもしれない」と思ってしまいました。
デザインがすごく凝っているので、見どころのひとつです^^
そしてこの物語の最大の魅力、人と人との絆。
陣内家の家族の絆にはじまり、他人である健二との絆、古くからの家同士の絆、そして同じ思いを持つ世界の人々との絆・・・
栄おばあさんがつてに電話をかけるシーンや
健二に翔太が「しゃんとしろ!」と背中を叩くシーン、
見ず知らずの世界の人々が夏希にアバターをゆだねるシーンなどでボロボロと泣いてしまいました。
いやあ、参りました←
「つながりこそが、ボクらの武器」
本当にキャッチコピーの通りだと思います。
ひとりじゃ出来ないこともみんなでなら出来る。そう強く思えた作品でした ^^
家族っていいもんですね~