Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
勢いのある作品で・・・1話見たら止まらなくなっちゃいました^^;
原作は、第5回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀賞〉受賞作です。
また、「まよチキ!」のタイトルの意味がさっぱり分かりませんでしたが・・・「迷える執事とチキンな俺と」の略語だそうです^^;
主人公は、高校2年生の坂町 近次郎(さかまち きんじろう)。同じクラスに、涼月 奏(すずつき かなで)という名家のお嬢様がいるのですが・・・彼女には、近衛 スバル(このえ スバル)という同い年の執事がいるのです・・・(゚o゚;;
本作品は、3人それぞれが「弱点=秘密」を持っていて、その弱点を相互補完する共犯仲間として高校生活を送っていく・・・というラブコメ物語です^^
まず、この3人の設定の組み合わせがそもそも有り得ないと思うのですが、組み合わせてみるとキャラの特徴も相まってなかなか面白い設定なのです^^;
しかも、高校生で執事って・・・^^;
wikiで「世俗の執事」をググってみると・・・
欧米の使用人を指す。各国に似たような職はあるがイギリスのバトラー (butler) が特に有名である。日本でも明治以降、華族、資産家が導入し、従者たちに指示する管理職として大きな力を振るった。現代では王侯か、かなりの資産家の家に存在するのみである。
使用人頭としての男性の執事は、フィクションではよく「爺(じい)」と称されることがある(キャラクターも当然高齢である)。
なんとなくイメージは分かりますが、どうも執事って2次元の世界だけで現実的には・・・と思い、執事の人材募集など調べてみると・・・あった(゚o゚;;
応募要件は・・・わっ、要求内容のレベル高っ!!
高いレベルの一般教養、TOEIC700点以上、高いコミュニケーション能力と問題解決能力、全世界・深夜・休日の変則勤務、責任感、献身的サービス・・・
なるほど・・・執事の需要って、やっぱりあるんですね♪
作品の話題から少し脱線してしまいました・・・^^;
この作品は1クールの物語なのですが、
自分の立場・・・
言えない気持ち・・・
孤独と友達・・・
ドS・・・
といったキーワードが作品の中に散りばめられている上、途中から先ほどの3人に宇佐美 マサムネ(うさみ マサムネ)が加わる事でさらにストーリーに厚みが増し・・・そのまま駆け抜けるように最終話まで進んでいきます。
また、キャラデザが可愛らしいのも特徴だと思います。
最後まで視聴して・・・気になるのは続編です。
原作の方は続きがありそうなので、時期制作を期待しながら待っていようと思います^^