みかみ(みみかき) さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なんか
二日酔いなう。
新海さんてきな叙情描写って、決してダイレクトに自分の好きなものではないし、新海さん的な叙情に対する悪口って、わからなくはないんだけど、なんかね、新海さんあたりが、わたしは境界線なんだよなーみたいな気がする
あの、あれなんだっけ、
わたしは、リアル知人にはあさのいにおが嫌いであることを公言しておりますが、いにお的な叙情描写はわたしにとっての敵なんですよ。ああいう、叙情描写はおれは認めないよっていう。ああいう、社会的な疎外感を本人が埋めるための陶酔的叙情って、むりぽですわー。社会的な疎外感そのものを否定する気はもちろんないんだけれども、それをどういう方策によって解決するか、というのが問題で、いにお的な陶酔的叙情性によって解決をはかろうとするのは、わたしは一番性質がわるい、とおもっていて、そんなもんよりも海月姫をみろや、ごるぁ、いう人間なのです・・・が。
新海さんも、まあ、ある意味で、いにお的な陶酔的な叙情性と、けっこう近いようなところにあるようで、ありつつも、そこまでいにおダイレクトじゃないっつーか、なんか、嫌な感じがそこまでないのだよね。個人的には。でもなんか、もうあとバランスを少しはずすと、いきなり無理になりそうな…ぎりぎりの感じなんだよなー
このギリギリ感…、どういえばいいのかよくわからないけれども、
ほら、この作品とか、けっこうベタなノスタルジー描写じゃないですか。
ノスタルジー描写って、いきなり叙情性が成立してしまえるような、わけのわからん感じがあって、なんでノスタルジー描写が、叙情性として機能するのか、わたしはいつもなんだか不思議な現象だな、という気がしていて、誰かにkwsk解説希望したいけれど、それはいいとして、
なんか、キライじゃないけど、好きでもない。けれど、まったくどうでもいいと思っているわけでもない、そういうなんか、自分にとって微妙なものなんだよね、新海さんのここらへんのさじ加減。
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ちなみに、主人公の「藤沢 浩紀」の「浩紀」ってなに、あずまさんオマージュかよ…たしかに、当時、『新現実』とかで仕事でかかわってたけど、東さんと、新海さんの感受性って、まったくまじわらない感じがするんだけどなあ。なんか、新海さんが、東さんオマージュとかやったとしても、すっごいスレ違い感を予想
酔っ払い中で、なんか文章適当で失礼しました