maruo さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Capriccio in blue C
この場合のcapriccioは、奇想曲ではなく狂想曲です。
(「もっと読む」以降がうまく表示されない現象が生じましたので、やむを得ず改行を多用させていただきました。何とぞご容赦ください。)
以下、追記。
{netabare}ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)という曲は、聴いたことがなくても名前くらいはご存じの方が多いと思います。ラプソディーはクラシックの曲形式の一つである狂想曲のことです。
レビュータイトルはこれをパクった上で、Rhapsodyをcapriccioに変更しました。capriccioもクラシック音楽の曲形式で、奇想曲又は狂想曲(両者は同じ意味)を指します。
そして、ここが重要なのですが、「狂想曲」は、特定の物事に対して人々が大騒ぎしている様子を指す言葉としてよく使用されます(大抵、中身が無い場合を指すことが多い)。「○○狂想曲」という表現は書籍や論評などで良く目にすると思います。
本作は、作画の特徴として色長が青みがかっています。最初、テレビの故障かと思ったくらいです。なおかつ、中身がよく分からない(本当はあるのでしょうが余り明らかにされていない)状態で、最後は{netabare}ドラゴンボール並の大爆発{/netabare}があって終わっていました。
よって、直感的に思ったのがレビュータイトル、そのまんま「青の狂想曲」です。要するに否定的なニュアンスです。印象だけが殆どで、具体的に書き並べるほどの感想を持ち合わせていなかったので、このような表現としました。
だったら、最初からそのように書きなさいというお叱りが各所から・・・あっ、石を投げないでくださいっ。{/netabare}